February 15, 2012

電子掲示板文化

唐突ですが、私は2ちゃんねる(2ch)の雰囲気が好きです。

これには、「何で?」「あんなところが?」と思われそうですが、
あの、礼節とか、上下関係とか、世間体とか、気遣いとか
そういったものが微塵もないストレートな感じがむしろ清々しい。

いつか、マスコミで「便所の落書き」などと揶揄されていたけど、
人間の心の中なんて大体あんなものだと思う。
まぁ、生理的、物理的な老廃物を出す所が便所だとするなら、
心の捌け口も便所ということで、それはそれで言い得て妙かも。

人は、実際に接すると、ほとんど自分の本性は見せないものです。
これは相手を気遣うというより、自分が周りに悪く思われたくない、
要は嫌われたくないからで、このことがお互いの気遣いとなり、
それは多くの場合、その場のコミュニケーションを円滑にする。

日常においてある程度の礼儀、礼節は必要なのは確かですが、
実のところ、それはその人の“見せかけの姿”だったりします。

「ありがとうございます」や「申し訳ありません」などの言葉と、
その人が実際に心の中でどう考えているかは別であるということ。

お礼や謝罪の言葉は、人と接する以上は必要なものだけど、
あまり過度になると逆に白々しくもなる。

話を戻すと、2chの書き込みにはそういったものがほとんどない。
何かを教えて欲しい場合でも「教えろゴルァ」的なノリで、
これはむしろ2chではそうあるべきだ(かぶってんじゃねぇよ的な)
というような空気さえある。

そこには、不謹慎とか、KYのようなものもない。

例えば、昨年春の大震災で大勢が被害に合ってる最中にも、
それをネタとして書いてしまうような人も結構いたと思う。

あと、誰か有名な人が亡くなったニュースなんかがあっても、
ご冥福を云々などという書き込みはほぼ皆無で、
どちらかというとネタ化される方が多い。…だが、それがいい。

何かを不謹慎だという気持ちは、ある程度歳を重ねている人なら、
自らも何度か“別れ”ということも体験しているだろうし、
そのことによって周囲の人がどういう気持ちになるかということも
およそ理解できるようになっていると思う。

そういう人が他人の不幸を笑うことを不謹慎だと思うのは自然。

ただ、まだ年端もいかない(10数年程度しか生きていない)若者が
そういった感覚を持つかといえば、実際ほとんどないと思う。
特にそれまで一度も不幸がなかった人のお悔やみなんてのは、
身も蓋もない言い方をすれば、単なる同情でしかない。

これは他のことにも大抵いえることで、わかった風な口をきくというか、
よく知りもしないのに、或いは本当はそんなこと思っていないのに、
そのようにいわなければ、振舞わなければならない。

日々人と付き合っていかなければならないリアルな場においては
どうしてもよそ行きの仮面をかぶらざるを得ないのであって、
それは表現にとって、ある種の壁であると思う。

そういうものがガサッと取り払われた2chという場について、
私はわりと好意的であるということなのです。

ただ、誤解のないようにいっておくと、これは
そこに出没する“厨”や“DQN”が好きだ、といっているのではない。
あくまでコミュニティ(場)としての話だということですよ。

広く公開されている場には、いろんな輩が出入りするようになる。
それについてはリアルもネットも変わりません。

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January 31, 2012

Googleポリシー改訂

今年3月から発効する新しいGoogleのプライバシーポリシー。

プレビュー: プライバシー ポリシー
(google.com)

で、最初のGoogleが収集する情報という部分の転載。

情報の収集は以下の 2 種類の方法で行います:
  • お客様からご提供いただく情報 たとえば、多くの Google サービスでは、Google アカウントのご登録が必要です。ご登録に際して、氏名、メール アドレス、電話番号、クレジットカードなどの個人情報の提供をお願いしています。Google が提供する共有機能をすべてご活用いただく場合は、公開される Google プロフィールを作成していただくようお願いすることもあります。これには、名前や写真などを掲載することができます。
  • サービスのご利用時に Google が収集する情報 Google は、ご利用のサービスやそのご利用方法に関する情報を収集することがあります。たとえば、Google の広告サービスを使用しているウェブサイトにアクセスされた場合や、Google の広告やコンテンツを表示または操作された場合です。これには以下の情報が含まれます:

    • 端末情報

      Google は、端末固有の情報(たとえば、ハードウェア モデル、オペレーティング システムのバージョン、端末固有の ID、電話番号などのモバイル ネットワーク情報)を収集することがあります。Google では、お客様の端末の ID や電話番号をお客様の Google アカウントと関連付けることがあります。

    • ログ情報

      お客様が Google サービスをご利用になる際または Google が提供するコンテンツを表示される際に、サーバー ログ内の特定の情報が自動的に収集および保存されます。これには以下の情報が含まれることがあります:

      • お客様による Google サービスの使用状況の詳細(検索キーワードなど)
      • 電話のログ情報(お客様の電話番号、通話の相手方の電話番号、転送先の電話番号、通話の日時、通話時間、SMS ルーティング情報、通話の種類など)
      • インターネット プロトコル アドレス
      • 端末のイベント情報(クラッシュ、システム アクティビティ、ハードウェアの設定、ブラウザの種類、ブラウザの言語、お客様によるリクエストの日時、参照 URL など)
      • お客様のブラウザまたはお客様の Google アカウントを特定できる Cookie
    • 現在地情報

      現在地情報を有効にした Google サービスをお客様がご利用になる場合、Google は、お客様の現在地に関する情報(携帯端末から送信される GPS 信号など)を収集して処理することがあります。Google は、たとえば、お客様の端末のセンサー データから提供される近くの Wi-Fi アクセス ポイントや基地局に関する情報など、他にもさまざまな技術を使用して現在地を判定することがあります。

    • 固有のアプリケーション番号

      サービスによっては、固有のアプリケーション番号が割り当てられています。この番号とお客様のインストール情報(オペレーティング システムの種類、アプリケーションのバージョン番号など)は、お客様が当該サービスをインストールまたはアンインストールする際に Google に送信されることがあります。また、当該サービスが Google のサーバーに定期的にアクセスする際(自動更新の際など)にも送信されることがあります。

    • ローカル ストレージ

      Google は、ブラウザ ウェブ ストレージ(HTML 5 など)やアプリケーション データのキャッシュのようなメカニズムを使用して、収集した情報(個人情報を含む)をお客様の端末にローカルに保存することがあります。

    • Cookie と匿名 ID

      お客様が Google サービスにアクセスされると、Google はさまざまな技術を使用して、情報を収集して保存します。その際、Google からお客様の端末に一つまたは複数の Cookie や匿名 ID を送信することもあります。広告サービスや他のサイトに表示される Google 機能のように、Google がパートナーに提供しているサービスの利用の際に、Google が Cookie や匿名 ID を使用することもあります。




    (google.com より)

ええと…それって全部じゃね?と思ったのは私だけじゃないはず。


まぁ、これだけの情報を共有すれば、
Googleのいろんなサービスの利便性は確実に向上するでしょう。

Googleのメインは検索なので、
より各個にマッチした検索結果が出せるようになる、と。

あとは、Googleアカウント1つでGoogle+、GMail、YouTubeなどの
Googleが提供するサービスを利用できるようになる。
個人が分散管理する必要はなくなるってことですね。

ただ、逆も然りで、個人の利便性が上がるということは、
個人の情報をより多くつかんでいるということになるわけで、
どちらかというとそっち側の懸念の方が大きい。

これって、Googleという企業のサービスの体をしてるけど、
もう国家レベルが関与しても良いレベルの情報量でしょう。
きっと裏でアメリカのNSAやCIAも絡んでるよね。

てか、Googleはアメリカの企業だから
アメリカが情報提供を求めればGoogleは従うしかない。

別に私ごときの個人情報がどっかの国にバレたところで
特に私自身に実害はないとは思いますが…。

問題はこれが民間に漏洩することですね。

SONYとかMSとかが管理してる個人情報が漏れたぞー
などという事案もしょっちゅうなわけで、
Googleがそれをやらかさない保証はないからなぁ。

ただまぁ、利便性と危険性はトレードオフの関係です。

ある程度の不便覚悟でセキュリティを高めるか、
セキュリティを妥協して利便性を求めるか、
そのさじ加減は結局のところ各個人の運用次第ってこと。

それにしても、電話番号まで抜き取らんでも良いだろう
とは思いますがね……。(何に使うんだそんな情報)

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December 19, 2011

新PC買ったでござるの巻

このところ動きが悪くなってきてる我が愛用ノート。

いらないソフトやガジェットなんかをガシガシと消してたんですが
一向に速度が改善しないどころか、その際何か下手打ったらしく
右クリックメニューが表示されなくなるという事態に……。

そのまま何とか問題解決にあたっても良いけど、
5年も使えば最近のPCのライフサイクルは全うしただろう、と
もうここは一念発起して新調することにしました。

ということで、買って来ました。

旧PC → Let's note CF-W4
新PC → Let's note CF-S10

私のノートPCはこれで3代目になりますが、
いずれもPanasonic(松下電器)製の Let's note シリーズです。

昨今PCの性能なんてどのメーカー製でもあまりかわらないんだけど
私にとって重要なのはタッチパッドです。

マウスが使える場所ならマウスがベストなんですが、
出先とか、部屋で使うときも寝っ転がりながら使ったりとかするとき
タッチパッドはわりとよく使うのですね。

で、Let's note のタッチパッドと他社製のそれとで
何が違うかというと、くるくるスクロールができるかできないか。

Let's note のパッドは見た目でわかりますが、丸いのです。
この丸いパッドをくるくるとドラッグ?すると、
スクロールIFのある画面はスクロールするのですね。

これが、マウスのホイールのような役割を果たす。

最初は違和感あったけど、さすがに2台続けて使ってると
このUIにも慣れてしまい、もう今はこれじゃないとダメな体に。

デスクトップにそれほどこだわりがない人でも
ノートは同じメーカーを続けて使う傾向がある気がするんだけど、
ノートはメーカー独自のUIを使ってるやつが多いからかもね。

特に Let's note ユーザと Think Pad ユーザ。

Think Pad も IBM でなくなった後もあのUIから離れられず
ずっと使い続けてる人が多いような印象。

それ以外の他のノートは大体同じようなUIなので
特にこだわりがない人が安かろうで買ってる感じですかね。


てことで、新旧スペックを比較して満足してみる。

【OS】
Windows XP Professional 32bit → Windows 7 Professional 64bit

初64bit OSです。

ということで、メモリ4GBの壁を超えられるわけですが
とりあえずそこまでノートには求めてないです。今はね。

【CPU】
Centrino Pentium M 1.20GHz → Core i5-2540M vPro 2.60GHz

クロック周波数は倍ちょいですが、物理コア2つ(4スレッド)になったので
速度はそれ以上のものを期待できるかなと。
ただ、電力消費は相応に上がってるかも……?

【メモリ】
512MB → 4GB

8倍です。まぁ、世代差ですな。
てか、旧PCはこのメモリ容量でよく頑張ってたと思います。
新PCは、OS的には上にも書いた通り4GB超えも可能。

【HDD】
40GB → 640GB

この容量アップも時代差でしょう。
Let's note にはSSDモデルもあったけど、通常の量販店では
売られてないのと、純正モデルだと高いということで敬遠。

今回のCF-S10はW4と違ってHDDの換装が可能なので、
そのうち時期をみてSSDにするのもありかなと。

【バッテリー駆動時間】
約8時間 → 約16.5時間

倍ですね。省電力技術とバッテリー容量向上の相乗効果か。
長時間ケーブル無しで使えるメリットは大きいです。


【無線LAN】
IEEE 802.11a/b/g → IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n

従来の a、b、g に加えて n も使えます。
無線LANで最大300Mbpsの速度が出るようになるので、
LANでのデータ通信がかなり速くなると期待。
(一応、うちの無線ルータは n にも対応してた)


主なところでこんな感じだけど、
他にもUSBが2.0から3.0になってたり、WiMAXが使えたり、
HDMI出力がついてたりと、いろいろ機能豊富になって
お値段は15万円ちょいでした。
(Officeなしモデルを選んだので、これでもちょい安め)

旧PCは20万超えだったので、ここにも時代を感じますね。

デザイン的にはW4の方が薄くて好みだったんですが、
まぁそれは性能やら効率やらとトレードオフってことで。


これで、またあと5年は戦えるか?

てか、今後はもっとライフサイクル早くなりそうな予感も…。


追記:
ちなみに、旧PCで右クリックメニューが表示されなくなった件は
↓これで解決。
[ Explorerの右クリックメニューの表示が遅い場合の対処方法 ]

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July 16, 2011

大予言?

Windows 8がタイルUIを採用する意図、そして“面倒な制約”とは
(itmedia.co.jp)

次期Android は Gingerbread と Honeycomb を統合、半年サイクルで登場
(japanese.engadget.com)

『Mac OS 10.7 Lion』の目玉的な新機能とアプリのまとめ
(lifehacker.jp)

うん。もう予想できた。

PC(ネットブック含む)とスマートフォンとタブレットは、
将来統合されますね。

Windowsは、いうまでもなくもともとPCのOS。
それがモバイル向けにカスタマイズされたWindows Phoneが出て、
Windows 8 でこれらがくっつくんじゃないか疑惑が出ていると。

Androidは、いうまでもなくもともとモバイルOS。
今は2.x系がスマートフォン向けで3.x系がタブレット向けとされる。

Googleはネット専用PC向けにChrome OSなんてのも出してるけど、
これはどうみても成功しているようには見えない。
なので、そのうちAndroid(3.x系?)に吸収されるでしょう。

そしてGoogle自身が2.xと3.xの統合を目指しているといっている。

Mac OSは、まぁ説明不要でしょう。
(これPCのOSだというとAppleから苦情がくるか?)

Xから独自アーキティクチャを捨ててLinuxカーネルに乗り換え、
さらにPowerPCに拘らずx86系CPUにも対応してきた。

そしてMac OS Xの次期バージョンはiOS臭がムンムンと。


これらのOSたちは、きっと、PC、スマートフォン、タブレットで
同様に使えるように進化していくだろうと予想できますね。

デスクトップ向けOSは、オフィスや開発に使う機器としては
今までと同じ需要が続くかなと。

あと、一般家庭向けには家電に組み込まれていくかな。
最近はテレビとデスクトップPCの役割がかぶってきてるので、
テレビがもう少し賢くなってネットもできるようになり、
あとは他の家電の集中管理の端末にもなっていくかなと。

そのOSとして今のデスクトップOSが使われるかもしれないし、
モバイルOSがその役割まで担うようになるかもしれません。

で、ネットワークが発達してくれば、
処理やデータは、サーバ側で一括処理、一括管理になるでしょう。
つまり、クライアントとなる端末側はI/F及びI/Oとしての役割のみ。

よくよく考えたらこの考え方は合理的で、
UIの処理をしなくなったサーバは計算だけに集中できるし、
計算をしなくなったクライアントはUIの処理だけに集中できる。

これで計算は高速化するし、UIはより洗練されたものになる。

ここで重要になってくるのは、サーバ側で提供する処理。
だからMSもGoogleもクラウド製品を大キャンペーンしている。

クライアントに提供するソフトにはサーバの処理もペアで提供する
ということが、今後必須になってくるということですな。

サーバに処理が任されるようになるということは
記憶容量や処理能力が低いモバイル端末には有利な話で、
デスクトップでもモバイルでもできることがほとんど変わらない
ということになってくる。

今後の課題は入力デバイスですね。

デスクトップならキーボードやマウスなど。
モバイルならテンキーとかタッチパネルなど。

何となくタッチパネルが主流になってくるだろうと思いますけど、
物理的に人間の指で操作できることは限られているわけで、
サイズも考えると、今のスマートフォン程度のデバイスが限界では?
という感じもする。

もしかすると、音声や目線や脳波で操作できるデバイスとかも
出てきたりしそうですけど、ちょっと私には考えにくいですね。

音声は恥ずかしいし、今以上に目を酷使するのもつらそうだし、
脳波だと雑音(雑念?)がいっぱい入りそうだし…。

やっぱり指を使うデバイスが良い。

AR技術が進んでくればエアキーボードみたいなのもできるかな。
というか、リアル空間をそのままポイントして操作になるか?


将来の街中では奇妙な光景が見られそうです。
(みんながパラパラ踊ってるみたいになる……想像したら吹いた)

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September 29, 2010

モバイルOS

オンキヨー、Windows 7搭載の10.1&11.6型タブレット投入─4万9800円から
(itmedia.co.jp)

やると思った。

オンキョーってことは、かつてのSOTECですね。

そして、

東芝のAndroidタブレット Folio 100 正式発表、年内発売
(engadget.com)

これもやると思った。

iPhoneからiPadみたいな流れが成功している以上、
これが他のOSも追従するのは必定でしたね。

# てか、中国とかではパチもんのiPadみたいなのがあるのよね。


iOS、Windows、Android。

この三つ巴で抜け出るのは、私は Android だと思う。
てか、この業界の人ならみんなそう考えてるんじゃないか。

じゃあ、それぞれの利点、欠点をあげてみるよ。

まず iOS。

【利点】
・iPhone、iPadで市場を先行している。
・それゆえアプリが豊富である。
・アプリを出せるのはAppleStoreのみで、品質管理がしやすい。

【欠点】
・開発はほぼMacに限定される。
・アプリを出せるのはAppleStoreのみなので、開発、公開しづらい。
・ハードウェアベンダがAppleのみ。

iOSのアドバンテージは、他に先駆けて市場に出てたので
アプリも、ハード自体も市場をほぼ独占してた点ですね。
でも、おそらくそれは今だけだと思う。

あと、Apple縛りでアプリの発表機会が大幅に抑えられている点も
今後、普及速度を低下させる要因になってくるでしょう。


では Windows はどうか。

【利点】
・PCOSとして一番馴染まれている。
・従来の開発資産が活かしやすい。
・PCで動くものをそのまま持ち出すことが可能。

【欠点】
・元々PCOSなのでモバイルに最適化されていない(重い)。

Windows は、何よりモバイル向けの最適化が基本的に不要、
というところが強みになるでしょう。

逆に、それが欠点にもなり、タブレットPCのスペック、パワーで
PCアプリを動作させるのは若干無理がかかる気がする。

実際、中身はノートPCなので、起動時間もPC並みで
アプリの動作も(他に比較すれば)遅いと感じるでしょう。


そして Android。

【利点】
・開発環境を選ばない。
・ハードウェアを選ばない。
・アプリは誰でもいつでも公開可能。

【欠点】
・まだ市場の普及率が低い。
・それゆえアプリの数、種類共に需要を満足していない。

Android アプリの開発は基本的にJavaなので、
Javaが動く環境であれば、例えばLinuxでも可能。

さらに、現状のスマートフォンの市場を見ると、
ハードはシャープなり東芝なりサムスンなりHTCなり
その手のメーカーがどんどんつくってる。

欠点にあげているアプリの数や種類などは、
アプリ開発者の裾野が(Macに比べれば格段に)広いので
今後十分カバーできるところでしょう。


タブレットにしろ、スマートフォンにしろ
今はiOSが強いけど、今後Androidになっていくんじゃないか。

なにせAndroid自体はタダですから、
端末自体もApple製品に比べて低価格化が進みやすい。

加えて、Appleが品質重視でアプリ公開を検閲していることは
Androidに追いつかれ、追い越される要因になってくるはず。

てか、過去の市場で、なぜ Mac OS が Windows に敗北したか、
Appleはその原因をどう分析してるのかなぁ。

ちなみに、Windowsは、PCOSとしては今後も安定的だと思うけど、
モバイル向けは、開ける要素があんまり見えないですね。

ここまでiOSが成功してるのは、多分他に競合がなかったからで、
(アメリカではBlackBerryがあったんだっけ?)
これからは、また展開が違ってくるんじゃないか。


てことで、しばらく Android にアンテナ張っていこう。

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September 16, 2010

自在に歌う、ソフトウェア

私の書棚にある買いっ放しでホコリをかぶってるソフトコレクション。
(※注:多数のゲーム含む)

その中に、あの Vocaloid があるのをみつけて、
そういえばこれ、1万円以上はしたはずなんだよなぁ、と思い出す。

しかも、無駄に4本もある!使わないのにッ!

メイコ、ミク、リン/レン、ルカですね。
てか、それって1万円で済んでないじゃん…。

所有欲ってやつですね。

特に使いもしないのに、持ってるだけで架空の満足を得る的な。

いえね、最近(でもないけど)ニコ動のボカロの盛り上がりを見ては
自分もやってみたいなーみたいな気持ちはずっとあったんですよ。

うん。よし。思い立ったが百年目。

ちょっと本気で使ってみるか?ということで
そのフィルム包装をビリビリと破る図。(今開封かよッ)

本気…といっても、仕事から帰宅して一晩程度ですが、
でも、明日仕事なのに深夜2時くらいまでムキになってしまいました。。


いやぁ、何ていうか…。

ニコニコ動画のうp主たちの有能さを改めて思い知りました。

正直ナメてました。

メロディーに歌詞のっけるだけで、上手に歌ってくれるんでしょ?
とか思ってました。

なんでこんなのアタリマエに使えるの?
(って相当頑張ってる人もいるでしょうけど・・・)

これは難しい…いや違うな、面倒くさい!

そう、激しく面倒くさいです。

まずMIDIでメロディつくって、それにのせる歌詞を書いて
それをボカロエディタに流しこんで、不自然な発音を修正して、
抑揚(ヴェロシティ)やつなぎ(ポルタメント)の変なところも
それっぽく修正したり、その他いろいろ調整。

やっとヴォーカルができあがったら伴奏に合わせてmixする。
音のバランス調整して音響効果なども入れてようやく全体が完成。

凝った人は、ボーカロイドの発声記号やらパラメータやらを
さらに細かくいじったりするみたいですが、
私はそこまでやる気力も知識もないですから。

やっとこ出来上がったのがこれ。

今の私にはこれが限界。

とりあえず選曲云々はおいといて、
やっぱりニコ動のプロたちのそれとは何か違う。明らかに違う。

ふつうのMIDI打ち込みだけやれても、
ボカロマスターにはなれないんだなぁと、思い知りました。

4本使ってみた感じ、ミクが一番自然に歌いますね。

デフォルト状態でメロディに歌詞を流し込んだだけでも、
それなりに人が歌うっぽく歌ってくれます。

ミク以外の3本、メイコ、リン/レン、ルカは、
そのままではやっぱりロボっぽい歌い方になる感じだった。

メイコはそうだろうと予想したんだけど、
ミクの後発機であるリンやルカがロボ子だったのは、ある種意外。

それでも、昔、PCにFM音源や貧弱なSBしか乗らなかった時代は
そんな機械がソフト的に歌うなんてことは考えられなかったわけで、
それを思うと、歌うだけでもスゴイことだなぁと思うわけです。


しかし、これ使いこなせるようになったら、面白いんだろうなぁ…。

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November 01, 2009

新PC

新PCがやってきました。

今のPCをつくったのが、過去の日記をたどってみると
大体2002年から2003年あたりの話のようなので、
6、7年前ということになりますか。

昨今のハードウェアの、ソフトもだけど
その更新サイクルをみると、6年前のPCというのは
やっぱり前世代を通り越して前々世代、あるいはもっと
かなりレガシな部類の機械ってことになりそう。

早速その“おニュー”(死語)のPCを動かしてみた。


もうね。絶句。

早いし、静かだし、いろんなものはサクサク起動するし
ニコ動とか今までCPU100%がざらだったのに、
ちょっと重めの動画を開いても10%いくかどうか、みたいな。

なるほど。

こういう昨今のコンテンツは、最低スペックを謳いつつも
基本的に昨今のハードウェア性能をもってご覧ください
ってことなんですか。

最近は、前世代でも、Dual Core な CPU なんて当然しょ?
なんて認識なのかも。

仕事柄、私らのつくるクライアントソフトなんてのは
古い機械でもそこそこ快適に動作することが求められるんだけど、
そこを基準に新しいコンテンツ分野も見ちゃいかんのでしょう。


で、具体的にどういう性能になったかというと。

○CPU → Intel Core i7 860(2.8GHz。4コアでそれぞれHT)
○メモリ → 4GB
○GPU → GeForce GTS 250(メモリ2GB)
○HDD → 64GBのSSD + 1TB
○光学ドライブ → BD-RE/CD/DVD-ROM,RW,RAM,VIDEOコンパチ
○OS → Windows 7 Professional(32bit)


ちなみに、今のPCはどうかというと。

○CPU → Intel Pentium 4(3.2GHz。一応、HT)
○メモリ → 512MB
○GPU → GeForce 6600(メモリ128MB)
○HDD → 3ドライブ合計で200GB程度
   (前回100GB程度と書いたけど、20GB→100GB換装してた)
○光学ドライブ → CD/DVD-ROM,RW,RAM,VIDEOコンパチ
○OS → Windows XP Professional

まず、CPUが、何世代も飛び越えてます。
そりゃ雲泥の差が出るよね。

クロック数は現行Pen4の方が大きいけど、シングルコア。
一応、HT対応してるので、擬似的に2スレッド動作ですが。
(OS側からは2コアにみえる)

対するi7は4コアで、それぞれのコアがHT対応してるので
8スレッド(擬似8コア)なんですね。

PS3のCellが8コアスゲーとかいってたのに、
擬似とはいえ、PCも当たり前に8コア時代ですよ。

今のIntelの最高グレードでいえば、i7 960なのかな?
そっちのがクロック数が高いみたいなんだけど、
これも値段がだいぶかわるので、そこまではいい。

ちなみに、最近出たCore i5というのは、
i7と同じく4コアなんだけど、HTがはずされているので
ソフト的にもそのまま4コアなんですね。
(その分廉価であると)


で、メモリ。

現行が1GBにも満たない環境だったことを考えると
まぁ、今回の速度アップも宜なるかな。


GPUは、私はPCでゲームとかあんまりやらないので
あまり高性能でなくてもよかったんだけど、
今後のマルチメディアの発展みたいなことも考えて
ちょっと良さげなものをつけました。

今の GeForce の最高グレードは GTX なんだけど、
それを選ぶと値段が1万~2万くらいかわってくるので
ちょっとだけ妥協。(とはいえGTSは十分な性能のはず)


HDDは、今回メインにSSDを持ってきた。

これだけで、OSの動作がかなり速いし、
何せディスクの駆動音がないので静か!

データディスクは従来通りHDDですが、
これも容量は大幅アップで、今までのより静かです。

データ保存するときはHDDにアクセスするんだけど、
作業は全部SSD上になるので、基本的にHDDの音は皆無。

というか、メモリが大容量になったので
仮想メモリへのスワップということ自体が発生しない。
今のところね。


で、光学ドライブは、Blu-ray 書き込み機能をつけた。
これが大きな違いかな。

DVDが各仕様に一通り対応してるというのは
現行PCもそうなので、そこは変わらず。

まぁ読み書きの速度とかは、
よく見てないけど現行のよりは速いんじゃないかと。

そういえば、最近、光学ディスクの何倍速ってのは
あんまり気にしてみなくなった。
前は、3倍速、6倍速とかで「すげぇ」とかいってたのに。

今は24倍速とか?シャア専用どころじゃありませんね。


そしてOSね。

これが今回PCを新調しようと思ったきっかけなわけですが。
まんまとゲイツの罠にハマってあげました。

Windows 7 ですが、見た目はほとんどVistaですね。

XPとは違うというのは一目瞭然だけど、
(使い辛さに定評のある)Vistaとの違いがあまりない?
ようにもみえる。

大きな違いは、内部実装ですね。

もちろんUIの改善もいろいろあるようだけど、
Aeroの描画も、VistaではMILという特殊な方法でやってたのを
7 ではDirectXを使った描画に変えてあるのだとか。

これだけでメモリ消費量がだいぶ落ちてるようです。

てか、個人的にはAero機能あんまりいらないんですが。
使ってれば、そのうちこれが普通になるんだろうか。

すでに従来のWindowsになれてしまってる私らは
Vista以降の新しいUIに違和感を感じるんだけど、
PCをこれからはじめるという人にとっては、
確かに、VistaのUIの方が直感的にわかりやすいかもね。

あと、まさにだまされたのは、XPモード。

OSが変わって動かないハードやソフトは
XPモードとやらがあるなら、そっちで動かせばいいだろう
なんて甘い考えだったんだけど、
このXPモードというのは、実は仮想PCなんですね。

要は、XPのエミュレータ。

なので、デバイスに依存しないソフトはOKなんだけど、
デバイスが絡んでくると、およそ動かないっぽい。

そのデバイスがUSBなら大体大丈夫みたいだけど、
PCIとかに挿してるやつを制御する系のソフトは駄目ですね。

いや、無理やりやれば駄目なことはないけど、
正式な、お作法に沿った動かし方ではなくなる。

Vistaのドライバがある場合はそれを使えば動く、とか、
中にはOSを判定してインスコからできなくしてる
ソフトとかもあるんだけど、それも
デバイスマネージャから更新インストールするとか
ウラワザを使えば入れられなくもない、とかね。
(実際、それである程度動く)

ただ、Vista以降のOSにはないAPIを使ってるようなソフトは
ほぼ駄目ですね。

今回の私の例でいえば、TVキャップチャボードなんですが
アプリまではXP用のを無理やりインスコできたんだけど、
DirectShowが古い!って怒られて、肝心の絵が出ない。

いや、古いんじゃなくて、新し過ぎるんだけどね。

キャップチャボードはアナログのやつなんで
いずれ地デジ対応に変えようかと思ってるんでいいんだけどね。
BDもつけたので、そっちから取り込みでも良いし。


んで今は、現行PCから新PCへデータ移行作業中です。

Windows 移行ツールというのがあって、
これがプロファイルからデータから何から丸っと移行してくれる
とのことで、それを使って現行PCからデータ吸出し中なんだけど、
これが昨晩の20時くらいからはじめてて、翌日昼過ぎの今現在も
まだデータ吸い出してます。


そして、完了までの予想時間が現時点で22時間!


おいおい、終わるの明日の昼ごろかよ。

これなら普通にIDEケーブルでスレーブにくっつけて
ファイルコピーの方がはやかったかも?とも思ったけど、
想定容量が100GBを超えてるので、そのくらいになるのかな。

ファイルコピーじゃプロファイルがコピれないし、
一応、MS殿ご指定の正規の手順でやっときますか。


PC新調すると、もうこれが一番面倒いですね。

あとデータだけじゃなく、
現行PCに入れてたソフトも新PCにインスコしないといかんし、
しかもその中にはWin7で動かないものもあるだろうから
その対応や代替ソフトとかも探していかんといかんし。

さらに私の場合、現行のハードを新PCへ移行できないかと
昨日1日、PCをバラしたり組み立てたりしてる段階で
現行PCが起動しなくなったり、勝手に再起動が現象再発したり
いろいろあって、もうかなり疲労困憊。

でも、やっとこれで快適にニコ動が見られるぞッ!
(そこかい)

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November 27, 2008

クラウドコンピューティング

うおぉー犬飼いてぇー。


世の中には“ネットブック”なるものが出回ってるとか。

ネットブック?

そんな商品名かとも思ったけど、
機能をほぼネット利用の為の機能のみに抑えて
ハード、ソフトとも最小構成にしたノートPCのことらしいです。

価格も大体4~6万円程度。

PCでやることといえば、Webみてメールみてオシマイ
確かに、そんな人にはその程度のPCで十分用が足りる。

使わん機能はいらん。その分安くしろ、と。

ここ最近、機械に高性能、多機能はあまり追求されず、
どちらかというと使いやすさ、シンプルさ、分かりやすさ
そんなあたりが求められているようです。

そして安価なこと、か。


とにかく手間も金もかけずに、
まさに必要な機能に素早くアクセスしたい。
合理主義ね。

ただ、そうはいっても多くのビジネスシーンでは
ネットブックだと力不足という感はやはりある。

でも、それすら補完してしまおうぜ
っていう動きもあるのですな。

ネットブックには
ワープロやスプレッドシートのようなソフトがないので、
出先などで文書の作成や編集ができない。

ネットブックのディスク容量では、
あまり多くのデータを保存できない。

ネットブックのCPUパワーでは、
文書検索(Grep)が遅くてストレスを感じる。

何とかしてよドラえもん!

そんなワガママに応えて、上記のようなリソースは
ネット上で提供しちゃえってことになってきてるらしい。

WordやExcelがない?
そんなアプリはネット上で利用できるんだよ。

ディスク容量が足りない?
そんなのネット上に保存すればいいんだよ。

検索が遅い?
そんなのネット上で検索すればいいんだよ。

という風に、従来は自前のマシンで行ってた作業を
ネット上で提供されているサービスを使って実現する。
これを「クラウドコンピューティング」というそうで。

FF7の主人公ではないよ?

インターネットやTCP/IPネットワークは、しばしばクラウド(cloud=雲)と表現される。ここから、インターネット上の“どこか”にあるハードウェアリソース、ソフトウェアリソース、データリソースをユーザーがその所在や内部構造を意識することなく利用できる環境、ないしその利用スタイルを「クラウドコンピューティング」という。
 (@IT - クラウドコンピューティング より)

クラウドというのは“雲”のこと。
即ち、ネットワーク(インターネット)のことなんすね。

この雲のサービスがさらに強化されていけば、
確かにクライアントPCにはそれほどパワーは要らなくなりそう。

自PCにない機能が必要なときは、その雲を利用すれば良い。

自分では高性能なハードを用意する必要もないし、
高価なソフトを購入する必要もなくなるのか。

画像処理や音楽なんかをやるクリエイターや、
PCでゲームをやるゲーマーでもなければ、
確かにネットブック程度で良くなるんでしょう。


よくよく考えれば、Web検索ひとつとっても、
今まで辞書やらいろんな文献やらを必死で当たっていたのが、
キーワード一発で瞬時に答え(に近いもの)が出てくるのよね。
これだけで調べものという作業の革命ですよ。

と考えると、クラウドコンピューティングというのは、
意識してそれを利用する、というものじゃないかもしれない。

知らず知らずのうちにそれを使っていて、
いつの間にやらそれなしでは不便を感じてしまうようなもの。
なのかも。


てか、もうネットというインフラ自体が
なくてはならないものになってきてるしなー。

(それなしでは我々の商売はできないし!)


いろんなIT企業がここにお金のにおいを嗅ぎ付ける
その気持ちはとてもよくわかる。


むう。ここで何かスパークしろオレッ。

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September 02, 2008

Chrome

あなたとは違うんです。

さて、Googleが調子に乗ってます。

グーグルの「Chrome」情報--最初のスクリーンショットが登場
japan.cnet.com

ベータ版(英語版かな)のダウンロードは
日本時間では明日から可能になるらしい。

これ、何気に今の2強ブラウザにとって
地味に脅威なんじゃないかと。

今、Webブラウザといえば
おそらくIEとFirefoxの2者ですが
(組み込みではOperaも強いけどネ)
この2者の製造元ベンダ(MSとMozilla)は
ネットコンテンツ自体はつくってません。

いや、全く作っていないかというと
MSならMSNとかやってるヨってのもありますが、
あれもMS独自というよりは、
いろんな情報ソースの寄せ集めであって、
自ら発信しているコンテンツというのは
ほぼないに等しい。

どちらかというと、IEもFirefoxも
ソフトウェアの技術や開発のという観点から
進化してきたブラウザといえそうです。

例えば、Script技術が充実してきたので、
その技術を使えば、あんなことやこんなことができます
とか、ActiveXやプラグインの技術を使えば
こういう見せ方や情報交換が可能ですよ、的なね。

それに対して、Googleというのは、
ソフトウェアベンダというよりは、
どちらかというとネットコンテンツの提供を中心に
大きくなってきた会社という面が強い。

彼らがモノをつくる場合の立場というは、
最初からコンテンツ提供者としての考え方が強くて、
まず、こんなコンテンツを発信したいのだけど、
それをやるにはどんな機能や技術が必要だろうか、
という発想になるんじゃないか。

もちろん、MSやMozillaだって
そういう発想は少なからずあると思うんだけど、
まぁ、今回出てきたのはGoogleですから。

Googleのコンテンツを使っていない
インターネットユーザは、ほとんどいないでしょう。
というか、Googleの機能を使うというだけでも、
十分ネット利用の理由足りえます。

で、そういうキラーコンテンツを持っていない
MSやMozillaからしてみれば、
そんなGoogleが自前のブラウザを出してくるというのは、
不気味に脅威というか、空恐ろしい事態なんじゃないか。

それは私たちユーザが考えている以上にね。

私たちは、特に意識して「Googleを使うぜッ!」って
それを利用してるわけじゃない。
普通にネット利用してて、何となーくですよね。

わからない言葉があればGoogleでネット検索してるし、
場所がわからなければGoogle Map開いてるし、
Google AdSenseをネット上で見ない日はないし、
いつの間にかGoogleデスクトップを使ってたりする。

おそらく、Chromeというのは
それらのコンテンツに最適化されたブラウザ
ということになるんでしょう。

一般ユーザは、これもまた何となくいつの間にか
そのGoogleの計略にハマっていくのかもしれない。

MSがネットコンテンツで強いYahoo!を喰いたかった
というのも、わからんではない話です。

ちなみにChromeはオープンソースということなので、
もし流行れば、Firefoxみたいに
ユーザ発信のプラグイン的なアドオンも充実しそう。


でね、こうなってきてますます苦境に立たされるのは、
WebコンテンツやWebシステムの開発者、です。

また対応せにゃならんブラウザが増えるんかい
というだけで頭が痛い。

ただでさえ、IE8が標準モードデフォルトになるってだけで
IE6ベースで作られているコンテンツはほぼ壊滅する
という地獄が既に見えているわけです。

Chromeが本当に流行るかどうかはわからないけど、
とりあえず、しばらく新参は流行らないでくれぃ、
というのが、今の職業技術者の本音といったところかも。

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April 09, 2008

デファクトスタンダード

滝のような雨でした。


Webの開発を初めて本格的にやりきった感想を
一言、いわせてください。

 IE6。ぶっ殺す。

あーすみません。表現が物騒でした。
ただ、そんなこといいたくもなるくらい
IEっていうブラウザは大暴れくんだったわけですよ。

最初はページのデザインなんかは
別のデザイナ寄りの人が担当だったんですが、
その人がプロジェクトの終盤になってぬてけしまって、
なぜか私がそれを引き継ぐことになったんですが。

もともと私はサーバサイドのプログラム担当で、
そちらは一応自分の畑ではあったわけですが、
Webデザインについては、趣味ではやっていたものの、
実務で(仕事として)ちゃんとやったことなかったんすよね。

おかげさまで、CSSとかXHTMLとか
仕様やら書き方やら大分勉強しちゃったわけですが、
そんな中で泣かされたのが、IEの困った仕様です。

というよりバグですね。

W3Cで規定されてる仕様を随所ではずしていて、
文法通りに書いても、そうは表示してくれない。
FirefoxとかOperaはそれなりに守っているんです。
どうやらIEだけが動きが特殊で。

そんなのIEのバグなんだから
放置でいいんじゃん?かといえばそうもいかない。

何せ、ブラウザ全体のシェアの9割以上はIE。
つまり、IEのバグ仕様が事実上のWeb仕様になっている。

どうなのそれ。

overflow指定の動作がおかしかったり、
float使うとイナイイナイバーしてみたり、
absoluteするとboxが表示されなくなったり、
alignの適用範囲がおかしかったり、
paddingの概念が仕様と違ったり。。。
(↑スタイルシート使いの人ならわかるよネ)
もう文句を言い出せばきりがない。

あー思い出しただけで腹が立つ。

客はIEでちゃんと表示されないと文句をいってくるし、
だもんでテストはIEでやられるわけで、
こっちはお作法に従って書いてるのにバグ切られて
CSSハックとかして小手先対応するわけですよ。

あー思い出しただけでh(ry

その対応の為に、
リリース直前、2晩連続で朝帰りとか。

あーおm(ry


でね。

MSの元IE開発者の人が、こんなこといったらしいんです。


 独りよがりの理想主義者の君たちはみんなは、
 Google Mapsの崩れた表示を見て戸惑う初心者のことを笑うだろう。
 コンシューマーはバカじゃない。それは君の奥さんだ。
 だから笑うのはやめろ。世界の98%のユーザーはIE8を入れて、
 “バグがあって、いつものWebサイトが見えない”というだろう。
 彼らは君らの宗教がかったバカな熱狂なんて、これっぽっちも、
 みじんも気にしないんだよ。どこにも実装が存在しない、架空の、
 プラトン的イデアみたいな“標準”に適合するWebブラウザを作る
 だなんてね。誰も君たちの小汚いハックの話なんて聞きたくないんだ。
 ほしいのは、現に存在しているWebサイトがちゃんと表示される
 Webブラウザなんだよ。

 (ソース → Webブラウザ戦争でAcidレースの局地戦が白熱

※ IE8は、標準モードでの表示がデフォルトになるので、
  従来のIEでちゃんと見えていたページが変になる可能性がある。

一理あるんだけどね。

W3C自身も
Amayaっていうオリジナルのブラウザを出してるんだけど、
これレンダリングがクソ重いんですよね。
お世辞にも快適にWeb閲覧できるブラウザじゃない。
ただ、当然ながらW3C仕様に忠実なわけです。

それをやるくらいなら、
多少処理を端折っても軽く動作できる方が実用的。
実際、Webの仕様は複雑になり過ぎてるのかもね。

ただまぁ、IEがそのシェアで圧倒的優位にあるから
そんなセリフがいえるんだろうなぁ。

実際、IE6は Windows XP に最初からついてるブラウザで、
一般人は普通それをそのまま使いますわね。
わざわざFirefoxとかOperaとかダウンロード&インストールする
なんて人はごく少数派なんでしょう。

でも、統一的な仕様はあるべきで、
それがW3C勧告であれば、最低限そこは守ってくれないと、
閲覧者はともかく、ページをつくる方はたまらんですよ。

たちの悪いことに、
IE7が出た今も、IE6の圧倒的シェアはあまり変化しない。
(これはVista不調も背景にあるとは思うけど)

IE7は、IE6までのバグがそれなりに修正されているので、
だいぶ他のモダンブラウザに近い動作をするんだけど、
アクセス解析とか見ても、まだまだIE6優勢。

しかしMSは、IE7(もうIE8?)を出した今、
IE6のバグを修正する気はさらさらないわけで。


そんなら、もうIE7に強制アップデートでいいよ。
放置プレイは勘弁。

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