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August 28, 2011

システムの危機管理

ボーッとメーデーを観ながら思ったこと。

システムとして、安全は選択できるべきか、強制すべきか。

何らかの危険が迫った場合、機械であるシステムは
その危険を回避する為のアドバイスをするに止めるか、
それとも危険を回避する判断と実行までやってしまうか。

例えば、非常に近い空域を2機の航空機が飛んでいたとする。

大抵の航空機にはTCASという衝突防止システムがついていて、
パイロットにその危険な接近を警告するようになっています。

TCASは「降下せよ」または「上昇せよ」という指示までするけど、
実際に降下するか、または上昇するかはパイロットの判断になる。

大抵このTCASの指示に従っていれば問題はクリアされます。

ただ、その様子を監視している地域の航空管制からも指示があり、
それがTCASの指示と異なっていた場合、どうすれば良いのか。

TCASが上昇指示を出しているのに、管制官に降下指示を出してきた
という場合ですね。

パイロットは非常に困るでしょう。

過去、実際これで大事故になったのがバシキール2937便の空中衝突事故です。
バシキール航空2937便空中衝突事故 [wikipedia.org] )

この事故の場合、結果的に管制官が誤った指示を出したことが
最終的な事故原因ということになってますが、
管制官も人間である以上、誤ちを犯す可能性はゼロではない。

その最後のセーフティガードをするのもシステムの役割です。

つまり、危険なことをさせない、むしろできないようにすべき、
という思想。

ただ、システム(機械)も人が作るものである以上、
全く欠陥が無いともいい切れない。

結局のところ、ここのジレンマなんですよね。

航空機の場合、旅客機をつくってるメーカーの2強として
ボーイング社とエアバス社がよく比較されるのだけど、
この2社はそのへんの設計思想が分かれていて興味深い。

エアバスの場合、基本的に機械は誤らないという設計思想で、
オートパイロットでは、飛行管理システム(FMS)が判断実行し、
A310以前の機種だと、その解除をするのも容易でないらしい。
(A320以降は、パイロットがサイドスティックを一定時間操作すると
オートパイロットが解除されるらしいです。)

ボーイングの場合は、オートパイロットではFMSが操縦する、
というところまではエアバスと同じだけど、
実際にどう飛ぶかの最終判断は人間がするという思想で、
パイロットが操縦桿でマニュアル操縦することも簡単にできる。

つくりからして、エアバスがゲーム機のジョイスティックみたいな
サイドスティックで操作するようになってるのに対して、
ボーイングは昔ながらの操縦桿で操作になってるというあたり、
機械寄りか人間寄りかの思想がわかる。

エアバスの思想は、いざというときにパイロットが
臨機応変に素早い対応がとりにくいという問題はあるんだけど、
全部機械に任せていれば、バシキール機の事故みたいなことは
起こらなかったんじゃないだろうか、とも思える。

これは飛行機に限らず、いろんな危機管理システムにいえる話で、
どう設計するかは、どちらが正解とも言い切れないんですよね。

で、何かの拍子にその悪い方の形が出てしまうと、
そのシステム設計や欠陥がいろいろと指摘されるのだけど、
たまたま良い形の結果が続いてるだけのシステムというのも
きっとあるんだろうと思う。

というか、大抵の場合そうでしょうね。
騒がれるのは、いつも何かコトが起こった後だったりします。

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August 26, 2011

代表選

この機を狙って、また中国船が尖閣をウロチョロと。
前も代表選の頃じゃなかったか?

まぁ、それはそれで、
マスコミ各社はトップニュースでこの代表選を扱ってるのだけど、
その論調の中で違和感を覚えるのが、

「各候補者の政策が明確になっていない」
「各候補者の政策の違いがわかりにくい」
「各候補者は政策の違いを明確にすべき」

というもの。

最初のはまだ置いとくとして、
党代表選の候補者の政策が違うべきなんですか?と。

そもそも同じ党なんだから、政策も同じはずではないのか。

党としての政策は1本通ったものがあるべきで、
代表候補者が訴えるべきは、その政策をどう実現していくか?
というところを焦点にすべきなんじゃないかと。

もし、マスコミがいってるのがその違いのことだとすると、
それは“政策の違い”ではなく“手法の違い”ですよね。

政策の違いを打ち出すべきは、本来は選挙ですよ。

つまり、政策を根っから見直さなきゃいけないんだ
ということがマスコミや世間の了解事項ということなら、
なおさら解散して総選挙すべきなんです。

とはいえ、とりあえずやっとあの人が退陣するのだから、
それだけは喜んでおきましょう。


とりあえず、私の中で海江田氏はないなぁ。

政治家が人前で、個人的な理由で泣いちゃいかん。
気の毒だとは思うけど、頼りないという烙印もつく。

あと、野田氏もない。
あの人はリーダーって器じゃない気がする。

まぁ、だからといって、しっかり頼れそうな人とか
リーダーになれそうな人ってのもいないわけですが。

それ以前に、ルーピーやらオザワやらの声が大きいうちは
相変わらず民主党自体ダメだと思わざるをえないのです。


やっぱり私が1億ドルで……(あれ)

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August 18, 2011

雑記(8月号)

早くも盆終了。


○節電

暑いけど節電しなきゃということで
夜もエアコン切って頑張ってたりすることもあると思うけど、
節電しなきゃいけないのは昼間なんですね。

夜間の電力はむしろ余剰してたりする。

これ溜めておければ良いのだけど
今のところそれだけの電力を蓄えられるデカイ電池はなく、
あとは揚水するとかエネルギーを別の形に変換するしかない。

要は、夜はあんまりムリしなくてよろしいということ。
かといって電気代がかかることには変わりないですがね。


○回るな危険

IS03を導入して7ヶ月強。

やっぱり機能全てがアプリという位置づけなのでバグも目立つ。
電話すらアプリなので、バグると電話がかけられなくなる!
電話は組み込みでも良かったんじゃないかと思いますねぇ。

最近わかってきたのだけど、
画面転回するときにアプリがよくバグる(ような気がする)。

画面を横向きにすると横画面になり、縦にすると縦画面になる
というAndroidの標準機能なんだけど、
この回転する瞬間がどうもウィークポイントくさい。

私のIS03にはCPUメーターを入れてるんですが、
画面が回転するとCPU使用率が80%以上になるんですよね。
場合によってはフリーズする。

多分、貼り付けてるウィジェットのせいだと思いますけどね。

ということで、画面の自動回転を無効にしてみたところ、
それだけでいろいろ軽快に操作できるようになったのです!
頻繁にフリーズすることもなくなったし。

画面を回転する必要がなければ、これ無効にした方が良いかも。
Androidの立ち上がりや動きが鈍いと感じている人は、
画面の自動回転の無効化はマジオススメ。


○Googleナビ

そう、AndroidのGoogleナビは田舎だと使えないのか?

これを実家の鳥取で検証してみた。

結果……十分使えます!

最近できたっぽいバイパスや立体交差点もしっかり認識してたし
信号の名前や道路名も正確に表示されました。

まぁ、Googleマップがベースなので
地図表示してルート検索くらいは大丈夫だろうと思ってたけど、
マイナーな田舎道の名前まで表示されるのは予想以上でした。


○仲の悪い隣国

この時期になると戦争云々する話題が盛んになってくるけど、
そこで必ずアジア諸国の日本バッシングも始まる。

特に中国と韓国ね。

ただ、中国はなぜか韓国も嫌ってるんですよね。
さらに、実は、韓国も中国を嫌ってるっぽい。
つまり、日本、中国、韓国は3者で互いに嫌ってる。

ただ、日本は特に中韓のことをどうということはなかったのに、
中韓の方が一方的に日本を叩くもんだから
日本も感情としてそんな国は好きになれんという話。

中韓の場合、戦争で日本軍に酷い目に遭わされたとか
実は今の日本はあまり関係ないことはわかってながら
嫌う理由として建前にしてる感じがする。

日本なんて米国に原爆2発も落とされたのに、
今アメリカ人を嫌う日本人はあんまりいない気がするし。

隣国と仲良くなっちゃうと、自国内が破綻するんですよね。
中国も韓国も。

要は、政治的に仲良くなれないという話だろうな、と。


○大連立?

しかし、日本国内もグダってます。

何かいろいろ騒いでますが、個人的に言語道断だと思うのは
民主、自民、公明の大連立という話。

あのね、民主1党だけでも内部分裂しまくってるのに
その上他の党を入れて上手くいくわけがない。

もともと今の民主党は、旧民主党と旧社会党と小沢一派に
アンチ自民というだけの若手を加えたような寄り合い政党で、
それだけでも妖怪状態なんだよね。

マニフェスト腰砕け。相次ぐポンコツ首相。もう空中分解寸前。
こうなったらどんな形でもいいから政権与党を維持したい!
という魂胆がみえみえです。

今の政治は日本を貶める確信犯としか思えないよ、もう。


やっぱり、私が国家運用統治システムをつくるしか。
(1億円くらいで)

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August 14, 2011

帰省中

帰省してます。

本当はね、昨日の飛行機で帰ってくる予定だったんですが、
乗り遅れました。(;;;´Д`)

もうね、飛行機逃したときの絶望感は異常。
片道32,000円だもんね。

でも、今回は出発時刻過ぎてたにも関わらず
ネットから普通に便を今日のやつに変更することができました。

てっきり時間過ぎたチケットは無効になると思ってたんだけど、
そのへん融通効くもんなんですかね。

とにかく、助かった…。


さて、「今年が歴代最強の暑さなんじゃね?」なんて
毎年のようにいってますが、これ、年食ってるせいもありますね。

もちろん体力的な話もあるし、
精神的なところでも、あの法則が働いてるような気もするのです。


あの法則。


田舎に帰省して、墓参りなんてことをしてるとですね、
家族連れも多く、その中に小学生くらの子供もいたりするわけです。

で、大人たちがこの暑さでダッラダラと歩いてる横を
そんな子供たちがバタバタピューと楽しそうに走り回ってるの。

そんなに走り回って暑くないのかと。

でも、きっと彼らは暑いとかいうことよりも
(多分)都会から田舎に来て、山の中のいろいろなものが珍しくて
(うちの墓は山の中腹にある集合墓地なのです)
いろいろ新鮮でハイテンションになってるんでしょう。

そういえば、自分も小学生くらいの頃はこうだったかもなぁ、と。

私の実家は、田舎は田舎なんですが、
母親の実家というのがさらに輪を3つくらいかけたド田舎でして、
道を歩いてたらイノシシさんやクマさんに出会えるかもしれない
とてもファンタジーな場所だったりしたのです。

で、その母の実家に墓参りに行くときなんか、
何か楽しいことが起こるんじゃないかというワクワク感あり、
山の中なのでカブトムシとかクワガタとか探す楽しみもあり、
とにかく何か面白いことが起こるんじゃないかという期待ですよ。

普段の生活圏とは違う環境にいるというだけで興奮しまくりで、
そのときは暑いのとか全然気にならなかったですね。

で、そういう気持ちが今はもうありません、と。

いろいろなものが未知でなくなり、大体見たことある状態になり、
これから起こることも大体予想が付く。

そうなると、あと感じることといったら暑いってことくらい。

これって、遠足のあの法則ですよね。

遠足って、行きは道中をいろいろ新鮮な感覚で楽しめるんだけど、
帰りは、行きと同じ道を戻るだけなので、新鮮さがなくなって
長距離を歩く疲れだけモロに感じるようになってグッタリする。

人生も同じで、ン十年以上とか生きてると
いろいろなコトやモノに新鮮さがなくなり、刺激が少なくなる。

これが、毎年暑さが増してるように感じる一因ではないか。


考えてみれば、社会に出てからというもの
ほとんど毎日同じことの繰り返しだったりするんですよね。

…と考えたとき、夏でも暑さをあまり感じてない人というのは、
毎日がそれなりに刺激的で充実してたりするんじゃないだろうか。


まぁ、飛行機乗り遅れた朝なんてのは、
それなりに衝撃的で刺激的ではありましたがね。(ノ∀`)

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August 03, 2011

大切で重要なこと?

つまり、こういうことではないだろうか。

本当に大切なもの、とても重要なことというのは
表向きにはそれが大切で重要だということが宣伝されず、
特に大したことないもの、どうでもいいことということの方が
大切だ重要だと大々的に宣伝されている、ということ。

ことが政治的な話になるとそういう成り行きになりやすく、
そして人間社会というのは常に政治的であるからだ。

つまり、実質よりも体裁の方が重要視されるってことですよ。

常にそうである、とはいいませんが。

いろいろな芸能や技術力を必要とするプロは、
その能力なり結果を正統に評価されることも少なくはない。
少なくはないけど、そうでない方が相当に多い。

技術力を競うハズの芸術やスポーツの世界でも
政治的なバイアスがかかることというのは昔からあったようで
何事も純粋には見られないというのは現実だったりする。

特に公共の機関やメディアを通して伝えられることというのは
ほぼ創作だという話も聞きます。

さて、そんな中の何が真実なのか?
どうやったら本当に正しいことを知ることができるのか?

実際、一般人が知ることができることなんてのは
どんなに頑張ってもそんなに多くはないし、
別に真実なんて知らなくてもいいじゃないか?

確かに、マスコミがいってることが常に真実なのだ、
と思い込んで信じて過ごすというのも、ひとつの生き方でしょう。
それ以上何も知らなければ幸せかもしれない。

ただ、それでウマイ思いをしてる連中が裏にいると考えると
何かムカっ腹が立つじゃないですか。

今は旧来のメディアの他にネットというものがあって、
そちら方面からはこっちに知ろうという気がなくても
そのへんの裏事情が結構漏れ聞こえてきたりするわけで。

そうしてチラチラとアンダーグラウンドな情報が流れてくると、
これはやっぱり人間として感情的に反応せざるを得ないわけで
特に正義の味方面をした実は悪徳者がいたりすると、
個人的にも許せんヤツだ、どうにかならんものかと思うのです。

昔、情報源が新聞、ラジオ、テレビしかなかった時代、
今より何だか平和な気分でいられた(ような気がする)のは
多分そうした真実の情報があまり流れてなかったから。

最近になって社会は荒んできてるという意見もあるけど、
社会が荒んでたのは今に始まったことではなく、
実は昔からこんな感じだったと思うんですよね。多分。

まぁ、こうして情報洪水状態になったことで
余計社会が混乱してるんだ、ということも否定できませんが。

これだけ大量の情報が流れてる中では
どれが嘘でどれが真実かなんてのを見分けるのも至難の業で、
当然それら全部精査してられるわけもない。

で、それを選り分けるひとつの基準が、
そのネタが政治的であるかどうか、だと思ったのです。

例えば、今話題?の韓国ブーム。
韓流スターやら韓流アイドルやらがやたらとメディアに露出する。

私はここ数年テレ東とNHK以外の地上波を全く見てないので
「話題の韓流グループのナントカが~」みたいなトピックが
ネットニュースなんかに出てるのを見ると違和感しかない。

と、そう感じてたのは私だけではなかったようで
そのことに公然と苦言を呈した人が
今何だか酷いことになってるという話じゃないですか。

こんなの、あからさまに政治的圧力がかかってますよね。

というような話が今の世の中結構あるので、
そういうのはまず疑ってかかった方が良いんだろうなぁと。

まぁ、芸能界とか文化スポーツ系統の話で
そんな八百長があるのは関わらなきゃ良いだけなんですが、
問題は本当の政治、政界の方なのよね。

国政ともなれば国民である自身にも実害がある話なので
こっちはしっかり監視しないといけないんだけど、
寂しい話、まだ結構騙されてる人が多いというのも事実。

今の日本の首相(トップ)はアホです。

いい加減このことの深刻さに気づかないといけませんよ。
マジでホントに。

国会中継見たことない人は、一度は見るべきです。
あれ、誰かに吹きこまれたこと以外は耄碌してますから。

今の首相もアホですが、もっとアホだったのは前の首相で
彼なんか大切だ重要だという言葉を大安売りし過ぎてました。
結局何が大切で重要なのか全く持って解らなかった。

トップがアホだと、それだけでも悲劇ですが
働くべき政治機能が働かず、効くべき統制が効かないので
権力の周囲で悪事も働きやすいのです。

そう、仕事しないモウロク上司がいる職場みたいなもんですね。

そんなお上様が日常的に大切だ重要だといってることは
十中八九、実質的に大切ではなく、あまり重要でもありません。

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