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June 26, 2011

健康か、経済か

原発再稼働問題を景気抑制要因と意識
(reuters.com)

24日の日中、関東各地の気温は軒並み30度を超えたけど
そのときの電力需要が東電キャパの91%に達したそうです。

何で電力が足りないのかというと、
去年まで動いていた原発が今年は動いてないからでして。

「原発なくても足りてるじゃないか」というお人もいますが、
各企業や各家庭での節電努力があってこの需要なので
例年と同じような電力消費だったらきっとアウトですよ。

電力各社も止まってる原発の代わりになる電源を工面して
何とかやってるというのが今の状況でしょう。
(その努力が実ったら原発不要論を後押しするというのも皮肉な話)

で、その弊害というのは既に経済方面に出てきていて、
電力低減と節電対策で、製造業にしろサービス業にしろ
現状の生産量はかなり下押しされている。

日本の電源の約25%は原子力で賄われていたわけで、
国も各業界もその想定で生産量を見込んでたはずですからね。

ドイツは原発全面停止したんだから日本もできるのでは?
という声もあるけど、ドイツは電力を輸入できますからね。

日本は島国で資源もないし、原子力をやめたら
当面、石油や石炭、天然ガスなどによる火力で賄うしかない。

そうした自国で生産できない化石燃料に依存していくと、
実はこれも経済的リスクが高くなってしまいます。
生産国が価格操作をすると日本はモロにその影響を食う。

そうしたリスクを分散する意味でも
原発の割合を高くしてきたという背景もあったでしょう。

あんな地震で福島第一がグダグダになったのを機に
その原発政策を批判する声がどんどん大きくなってるけど、
原発の依存度を高めていく政策というのは、
実は貧資源国である日本には合っていたと思う。

個人的には、当面日本に原発は必要だと考えています。

ところが…

現在、日本の原子炉は54基あるけど、うち27基は
今夏8月までに定期点検などで停止する見込みで、
東北地方で被災して停止している15基を加えると
全部で42基停止することになる。

しかも、定期点検明けで運転再開予定だった原子炉も
この騒ぎで再稼働の目処が立ってない。

このままでは来春までに原発全部停止しちゃいます。

当然、止めた分の電源がなくなるわけで、
節電にも限度があるので代わりの電源が必要になる。
そうした転換作業のコストだけみてもかなりだと思う。

ここで再生可能エネルギー(太陽光、バイオマスなど)に
転換していけば良いのだ、という意見もあるんだけど、
それにかかるコストは火力の比じゃないですからね。

もちろん、それはそれで将来の商用に向けて
今後も研究開発を急ぐべきなのは当然であって、
原子力はそのつなぎ的な役割を果たす電源でしょ。

放射性廃棄物が恒久的に出続けるのはさすがにマズイ。
いずれ太陽光あたりにとって代わってもらわないと困る。
でも、それは今すぐには無理でしょ?って話です。

この1年から数年のスパンで即代替実用が可能なのは
事実上火力発電一択でしょう。

いずれにせよ、電気代と税金の増加は必至。

結局、市民はどっちに転んでも文句いうんです。
原発動かしたら動かしたで文句いうし、
原発止めたら止めたでその弊害に文句いう。

なので、政府の態度は毅然としてなきゃいけない。

原発反対の一番の理由は、
端的にいうと放射能がコワイからでしょう。

どんなに万全のつもりでも、人間のやることは完璧じゃない。
まして東電や政府の運用管理の杜撰さが露呈した今、
そんなヤツらにまた原発の運用を任せられるわけがない。

きっとまたやらかして放射能災害起こすんだろ、と。

ごもっともです。

でも、国全体の経済がこのまま落ちていけば、
放射能災害とは別の災厄が襲ってくることになります。

放射能かぶって病気になる心配してる間に
そもそもご飯が食べられなくなってしまったら、
結局飢死にするか首吊るかってことになるわけで。

震災前からタダでさえ猛烈に不景気だったんです。
ここでさらに経済を凹ませても何も良いことはない。

そのあたりをどう対応するかは政府次第。

例えば、今後10年くらいのロードマップで
確実に太陽光発電のインフラを整えいくことを約束して、
その目処が立ったところから原発を段階的に止めていく
みたいなマイルストンを立てるとかね。

政策と市民への説明は矛盾しちゃいけないし、
あとはその説明をいかに筋道立てるかだと思う。


でも、それには、まず今の政権をどうにかしないとなぁ。

今の首相は、能力云々という以前に
その発言が信用できなくなってる時点で終わってる…。

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June 22, 2011

最近の政治は…

Aa20110622

とりあえず、何をやりたいのかさっぱりわからない。
民主党の底が見えない。

まだ利権を守ろうとしてた自民党の方がわかりやすかった。
腐ってても政治はしてた。
結果論だけど、それが産業の発展にもつながってた。

小泉政権以来、弱者切り捨てだったけど、
その弱者さんには悪いが、私自身はそれで潤ってた!(どーん)

政権交代は、そんな自民党の驕りを破ったけど、
功績はそれだけ。本当にそれだけ。あと何もナシ。


  白河の清きに魚も住みかねて
  もとの濁りの田沼恋しき


今の民主党政治は“白河”でもないから始末に悪いです。


# もっといろいろ書いてたけど、アップやめました。
## 上のAAで尽きてた…。

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June 16, 2011

雑記(6月号)

コジコジって面白い?


○Excuse me?

今朝、新横浜駅で、外国人と思われる男性に

「Excuse me?」

と話しかけられ、
ホームに滑り込んできた東神奈川行きの電車を指差して

「This train Yokohama station?」

と、たずねられたので、

「YES!」

と、答えてしまいました。

実は、その電車は横浜駅までは行かないんだけど、
方向的には上り横浜方面なので、大体あってるだろう
と思ったんですが、この回答は間違ってますか?

いや、もうちょっと丁寧に答えればよかったか?とか
でも、東神奈川で乗り換えてその1駅先が横浜駅だ
というような英文がとっさに出てこなかったし、
その東神奈川行きの1本後の電車が磯子行きだったので、
「NEXT!」と答えるのが正解だったかな?とか、
仕事場に着くまでずっとそんなことを考えてたんです。

その電車は私も乗らなきゃいけなかったし、
もう発車ベルも鳴っててドアも閉まりかけてたし、
落ち着いて英会話なんてしてる状況じゃなかったし、
もう勢いで、blowin' blowin' in the wind YES!
なノリでイエス!いってしまった感じ。

よく考えたらその男性も英語ネイティブではない感じで、
見た目は東洋人ぽかったので中国人か何かだと思うけど
日本語はできなくて、とりあえず英語できいてみた的な
そんな雰囲気でした。

「This train Yokohama station?」

とか、単語つなげて「この電車は横浜駅ですか?」
とするなら、その答えは確実に「YES」じゃないですね。

「No. This is TRAIN!」

英語、少し勉強するかなぁ。


○Amazon 恐るべし

日曜日の昼過ぎ、
ふと、そういえば「スカイクロラ」を見なきゃいかんと思い、
AmazonでそのDVDを注文したんです。

何で今頃「スカイクロラ」なのかは置いといて、
その日の夕方5時過ぎくらいにインターホンが鳴ったのですな。

「郵便でーす」

何だろうと思いながらゆうパック小包を受け取り、
封を切ってみると、なんとスカイクロラ!

翌日配送とか書いてあったと思うんだけど、
当日も当日、5時間足らずで速配とか、出前ですか。

スカイクロラだけに、飛んできたに違いない。


○オンライン

任天堂、SCE、MS各社がそれぞれ次世代機を投じてきてるけど、
まぁきっと全部買いますが、この流れを見てて思うのは、
ゲームもオンライン前提になってきてるんだな、ということ。

スマートフォンなどの携帯機もゲーム機化してきてるので、
この業界は今後さらに混沌としそう。

おかげでというか、ワイヤレス通信網の性能は
ゲームを含む大容量のコンテンツ配信に対応する為に
これからさらに急速に発達していきそうです。

実際、公衆回線で100Mbps程度の速度が出るようになれば
もうローカルなディスクはほぼ不要になるんですよね。
NASがクラウドで使えるようになるみたいな。

WiMAXで既に最大40Mbps程度出せるみたいなので、
オールオンラインな時代もそう遠くはない感じですね。

こうしてみると、改めてセガは時代を先取りし過ぎました…。


○ピンチは最大のチャンス?

電力不足が深刻化してきてますが、
これによる経済下押し効果はかなり大きいようです。

物理的に使える電力が少なく抑えられてる上に、
電源が原子力から火力などへシフトしてきてるために
電気代も数割上がると見込まれてます。

電気代の上昇は企業の売上計画にも盛り込まれるので、
今後の総生産量は当面低めに見積もられるだろうし、
この不景気は長期化せざるを得ないといわれている。

ただ、消費電力を抑える節電という要素は
これはこれでビジネスチャンスと見ることもできて、
この機に代替エネルギーの開発やエコロジー技術が
実用レベルで発達するきっかけになるんじゃないかと。

特に日本人は、その必要に迫られないと本気になれない
という怠け者癖があるような気もするし、
不謹慎かもしれないけど、これは良い機会かもしれず。


○とはいえ…

この夏は厳しそうですな。

仕事場はクールビズでも限界はあるし、
家で過ごすときも、どこまでエアコンなしでいけるか…。

地域によってはサマータイム導入とかいってるけど、
そんなのどこまで効果があるんですかね。

あ、そうだ。良いこと思いついた!

サマータイムなんて生ヌルイこといってないで、
今夏はいっそ昼夜逆転でいきましょう。

日本人全員、夜行性になるのです。

夜なら日中より涼しいので、
エアコンなしでも何とか仕事できるんじゃないか。

夜なのでオフィスなら照明は必要になるけど、
昼間の照明よりも暗めに設定すれば、
エアコン分の節約とトータルで安く上がるのでは?

名づけて、飛んで火に入る夏の仕事の虫大作戦。


…ダメですか。そうですか。

あーあ、週末は手ごろな卓上扇風機でも見繕うかなぁ。

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June 11, 2011

システム開発の話

久々に仕事ネタでも書こうかと。

受注型のシステム開発、カスタマイズなんていう仕事を
かれこれもう10年以上やっているのだけど、
その経験や現在進行中のプロジェクトをやってる中で
私が個人的に思ってること、感じたことを書いてみる。


○もっとも重要なのは要件定義

何をつくればいいのか、という開発の動機であり最も根本。
ここがしっかりしてないと大抵のプロジェクトはガタつく。

ただ、お客さんも“本当につくって欲しいもの”のイメージを
要件定義の段階で持っていないことが多いから面倒。

そこでキモなのは、システムを使って何をしたいのか?
ということをお客さんから聞き出すこと。

既存システムのリプレースの場合は
何を改善したいのか、何を効率化したいのか、ということ。

そこが見えてくれば、お客さん側と開発側とで、
一致した最終形のイメージをしやすいのではないかと。

システムは、“仕様ありき”ではなく“要件ありき”だ。


○材料をケチるな

HDDやメモリの容量をギリギリに見積もったり、
CPUも一番良いのではなく2番目か3番目だったり、
DBサーバとバッチ処理のサーバを同じ筐体にしたり、
冗長化やDMZの設置を省略したり…

それで開発段階はまだ良いけど、実運用の段階で
そのケチったツケが回ってくることになる。

開発費用を抑えたいという気持ちはわかるのだけど、
後々の保守コストを考えたときにどちらがお得か。

あと、ソフトのチューニングにコストを割くよりも、
ハードで解決できるならそうした方が安上がりなことも多い。

最近は昔ほどハードも高価じゃなくなってるんだから、
予算が許す限り、下手にケチるべきでない。


○基本設計を固めてから実装しろ

当たり前ですが…。これが意外と守られない。

製造、テストのフェーズになってから
基本設計が変わる、ということが多々ある。

2、30人規模のプロジェクトでその状態になると
経験上それはほぼデスマの始まりです。

プログラムの詳細設計は良い。どうでも良い。

…いや、どうでも良くはないけど、
プログラム設計は開発者の機転で何とでもなるところで
最近のRADフレームとか簡易なスクリプトをもってすれば
ちょっとしたルーチンや構造の変更ならどうにかなる。

しかし、基本設計はダメ。変えちゃダメ。

そこが変わると、システムの設計思想が変わるので
多大なバグを埋め込むことは必定。

基本設計が変わるということは
大抵、要件定義がしっかりしてないということなので
一番最初の話に戻る。

そこはお客さん、実際のユーザ、開発者の全員で
しっかりレビューしてガッチリ合意したものにすること。

その上で設計が変更となるなら、それは仕様変更なので
その分の費用と期間を別途請求すればよろしい。


○アーキティクチャ選択に先入観を持つな

Javaは遅い。.NETは遅い。VBはクソ!
C/C++は速い。WebならStrutsだろJK!
Perlは時代遅れ。PHP一択だよね!

まぁいろんな開発現場でいろんな先入観を見てきました。

大抵ひと昔前の話だったり、自分で使ったことないのに
世間でいわれていることを鵜呑みにしてたり、
何というか、その根拠が薄過ぎると感じることが多い。

Javaも.NETも、例えば5年前の視点で語っちゃいかん。
C++が速いか遅いかは書かれるコードによる。
Java F/Wの選択は要件による。Webサービス型ならAxisとか。
今スクリプト言語のスペックはどれもほとんど同じ。
レイテンシが問われるならスクリプトという選択はない。

例えば、C#は遅いからC++を選択、という場合、
C#でカプセル化されている処理をC++で自作することになる。
その自作部分がC#の実装よりも高速、高効率にできるか
というのは、それを実装するプログラマ次第。
当然、それをつくる工数というのも発生してくる。

アーキティクチャの選択を間違うと、
主にそれを実際に組むプログラマが不幸になれます。


○実質的な改善が伴わない反省会は無駄

土日も休みなし。週2、3度の徹夜なんて当たり前。

そんなのを勲章のように自慢するエンジニアもいますが、
むしろ、何故そうなった?と問いたいわけで。

しかし、よくある形だけの反省会とか必要ないです。

レビュー不足とか、コミュニケーション不足とか、
テスト不足とか、最後にはリーダの力不足でスミマセンとか、
そんなの吐き出し合っても不毛なだけです。

分かってて、また同じことやるでしょ。

大きなプロジェクトが破綻する原因は、
要件定義が曖昧なために仕様がいつまでも固まらないこと、
そして開発ボリュームに見合わない短い開発期間、
私の経験ではこの2点であることがほとんどでした。

あとは、理不尽なお客さんに、理不尽な営業、PM。

お客さんはある程度しょうがないにしても、
開発陣内部にガンがいると痛いんですよね。

渉外担当なのに全然ブリッジ役を成してない人とか、
開発リーダーなのに技術的知識が皆無の人とか、
大規模プロジェクトになると大体仕事しないのが数名いる。

タチの悪いことに、そういう人ほど全く反省がない。
自分は悪くない。悪いのはヒトのせいだと思ってる。

本当の病巣ってのは、なかなか取り除けないもので、
それを理解させてやることのできない反省会は無駄です。
逆にいえば、もしそれができる反省会なら有効でしょう。


○プロジェクトのエクセル管理はやめてくれ

まぁ、これはケースバイケースとは思いますが
Excelでの課題管理とか進捗管理とかは
プロジェクトの後半で大抵陳腐化して破綻する。

中にはそれでしっかりやってたプロジェクトもあったけど、
管理方針(ポリシー)がしっかりしてないと、
課題が置き去りになったり、更新されなくなったり、
それをメンテする労力が必要以上にかかったりと、
本末転倒な状況になりやすい。

最近はプロジェクト管理用のツールもフリー、有料共に
いろいろあるんだし、そういうのを有効に使いましょう。

個人的には、手軽にスケジュールや課題を
複数のメンバ間で共有、管理できるというところでは
Webベースのトラッカーがお薦め。

総合ツールとしては Redmine マジオススメ。

BTSなら Mantis や Trac でもありだし、
wiki や xoops みたいなSNSツール使うのもありだし、
使えるツールは有効利用していきましょうということ。


○気力だけではシステムはつくれない

修羅場になればなるほど体力もモチベーションも下がるし、
そうなると開発のミスも多発して悪循環になりやすい。

どうも忘れがちだけど、自らも含め開発してるのは人間です。
人間は生物です。生物は活動し続けると疲労するものです。
物理的にそれは避けようがないです。

どんなに状況が逼迫していても、休むことは重要ですよ。
公式に休めないなら、仮病でも使ってサボるべし。

まぁサボるにも限度はあるけど、
疲れていると感じるときに体を休める為のサボりは
むしろ必要なものだと思いますね。


…などと、今は思ってます。
(数年後はどう思ってるか。思い出すとき用に備忘録)

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June 05, 2011

心ある政治

みんなおかしいよ!みんな!
自民党もおかしいよ!民主党もおかしいよ!!
何なんだよコレ!俺は真面目にやってんだよ!!
(by 松木謙公)

何がおかしいかといえば、
政治家が政治をやってないことが一番おかしいですね。

今に始まったことじゃありませんが。

今度は民主党内部から内閣不信任決議案を出すとか
何かワケのわからん話まででてきてますが、
今の与党はホント政治をしてくれないから困る。

今にして思えば、あんなにボロクソ叩かれてた麻生政権も
リーマンショックのカウンターとして比較的早い段階から
景気対策をいくつも打って出てましたよね。

定額給付金、エコポイント、エコカー減税、補助金諸々…。

効果が薄かったものからかなり効果的だったものまで
いろいろあったけど、結果的に景気の急降下を抑える
という目的は一定以上果たしていたと思う。

さて、今回の震災に対して菅政権は何をしただろうか?

地震発生から既に3ヶ月経とうとしてるけど、
被災地復興や福島原発事故の収束に向けた対策について
一向に目処が立ってないように見える。

案が出ては立ち消え、対策の補正予算も組めず、
何やら首相が辞める辞めないでもめ始めている。

思えばあの尖閣諸島の一件のときも、
党の代表選で誰が頭になるならないで騒いでたような。

小沢氏は小沢氏で起訴されてるはずなのに
まだ党どころか政界の中でデカイ顔してるみたいだし、
鳩も鳩で「人間ウソはついちゃいけない」とかいいながら
オマエ自身がウソつきまクリスティだろ!状態だし。

菅氏が役立たずなのはもうわかったから、
そこをこれ以上議論するのは不毛というものです。
彼は遠からず辞めるしかないんだから。

なのに、与党も野党もそこを争点にして盛り上がってるのが
茶番劇に見えてしょうがない。

どうでもいい!そこじゃないです。

だから人間に政治をやらせちゃいかんのです。
人間は他人よりも自身を守ろうとする自己防衛本能と、
他人よりも自分の利益を優先する本質があるから、
“国民のため”の政治なんて真にできないのですよ。

政治決定システムをつくって、それに政治を任せれば良い。
政治判断というのは、より単純な思考回路の方が
余計なノイズがない分合理的な解に落ち着きやすい。

…とか思ってたら、某2ちゃんで
「ダンゴムシには心があるのか」という本が紹介されていて、
もしかして今の日本はそういう状態か?とも思ったり。

記事の一部を抜粋。

 「心とは何か」。

哲学で、文学で、そして科学で数千年来、
人間が悩んできた大問題だ。  
それをダンゴムシで答えを出そうというのである。
無謀なのか、すごいのか。  
   
著者はまず、彼らをちょっと困った状況に置くことから始める。
最後に必ず行き止まりになる迷路、周囲を堀に囲まれ、
どう歩いても水に阻まれる円形の台、邪魔な障害物のある通路。  
すると、彼らは思わぬことを始める。

通路の壁をよじ登る、堀に飛びこんで泳ぐ、
障害物の上でキョロキョロする。

人間からすると何でもないことのようだが、どれも自身の命を
危険にさらす行為で、普通やらない。  
   
なんだって理屈に合わないことをやるかといえば、
そこに「心」の存在があるからだという。  

最近の脳科学では、生物の行動は脳が機械的に決定する
という考えが主流だが、合理的な方法ではどうしても解決できない
状況に直面すると、心が代わりに合理的でない方法を選択する。  

役に立たなくてもなんでもとにかくやってみれ、
という心のヤケクソ的ジタバタで既存の枠をぽんと飛び越える、  
それが生き残りに有利に働くらしい。

ダンゴムシの予想外の行動は、彼らが心をもつ証拠であるわけだ。

有利に働いてると信じたいところだけど…
どうにも堀に飛び込んで溺れ死ぬ道にしかみえなくて。

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