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September 09, 2009

民主党政権前夜

政治ネタはほぼ愚痴になるので面白くないから
しばらく封印して静観してようかと思ってたけど…。

だめだわッ!どうにも傍若無人。節操が無い。

民主党、恐ろしい子。


○まず何より・・・

社民党ウザ過ぎ!

キミら、何選挙に勝ったみたいな物言いしてるかな。
衆院7議席ぽっちのキミたちは、本来は野党でしょう。
それが与党で民主と同等の立場を主張しようとしてる。

とりあえず、国民はあなたたちを選んでません。


○既に揺らぐマニフェスト

以下、ニュー速からの引用ですが。

私どものマニフェスト、公約で「実現する」とは言っていません。
あくまでも、「実現をめざす」と言ってるんですよ。
子ども手当て2万6千円支給を「めざす」。
高速道路無料化、徹底した無駄遣い削減を「めざす」。
実現したとしてもそれが永久的に続くとは言っていません。
維持できる保障はないんですよ。

( 9/3放送 TBS『朝ズバッ!』民主党 長妻昭氏の発言 )

もうコレかよッ!

選挙前は余裕で実現できるみたいな物言いだったのに、
政権取れた途端にぶっちゃけたよ。

てか、まだ政権引継ぎ終わってないうちから…。


馬淵:「渋滞しそうな所は国土交通省にシミュレーションさせて高速料金を取ります。」
古館:「へえ!国民のみなさんは首都高速と阪神高速以外は全部無料だと思ってますよ!」
馬淵:「渋滞しそうなら有料です。」
古館:「渋滞しそうな所なら大体分かりますよね。東名高速とか有料ですか。」
馬淵:「どこの路線が渋滞しそうかは申し上げられません。」
古館:「今でも渋滞してるんだから分かるじゃないですか!」
馬淵:「どこが無料にならないと路線名を上げると、地元の方の感情が
    ありますから選挙前は言いにくかったんです。」

(9/2放送 テレ朝『報道ステーション』民主党 馬渕澄夫氏の発言)

知ってたよ。

そうだろうと思ってたけど、それを選挙前に全くいわないのは、
仮にも国民の信を得ようという政治家としてどうなんですか?
ということです。

そういうことは、本来、選挙前にいうべきことですよ。


○消費税は上がらないという夢

「4年間は上げる必要は無い。」

鳩山氏はずっとここを強調してたのを、
選挙民は気づいてたんだろうか。

裏を返せば、4年後は消費税増額もアリだよ!

といってるのと同じこと。

かつ、向こう4年間は消費税が上がらない分
他の税金がほぼ確実に増えるのだから、
4年後には、直接税、間接税の二重取りです。


○控除がなくなる

とりあえず、扶養控除と配偶者控除は廃止。

これだけじゃすまない。

財源はある、ムダづかいをなくせば財源ができる
なんていうからには、何か確実なアテでもあるのか?
と思ってしまうのだけど、そんなものはない。

2007年の参議院で民主が勝って国会がねじれ状態になり、
民主が道路特定財源のムダづかいを追求したことで
これが一般財源化されたことで得意になってる感がある。

自分たちが与党になれば、
もっとムダづかいを引き出せるはずだ、というわけね。

これって、私の中で、かつて米国がイラク戦争に臨んで
「イラクは大量破壊兵器を持っているはずだ」
といってたブッシュ政権の態度にかぶるのよね。
(結局、そんなものはなかった)

ムダづかいがあるのは確かでしょうけど、
それを省くことで一時財源にはなったとしても、
その後も民主党の崇高な政策を継続できるだけの
恒久財源になるかどうかは怪しいでしょう。


○25%?

CO2削減目標、マニフェストに書いてるのだから、
まぁ、それをそのままぶち上げるのは筋でしょう。

この場合、それをやらかすぞ!といっている
民主党を選んだ国民は、それを認識していたのか?
ということの方がまず問題。

エコ技術の発展や、その分野の産業活性化という
プラスに働く部分もある反面、
従来の生産活動が抑制されるという副作用も大きい。

そんなの金持ちの大企業が泣けば良い話でしょ?
なんて悠長なことはいってられない。

企業による生産活動が圧迫されれば、
その生産量、コスト(人員)共に減らさざるを得ないので、
経済は確実に下押しされます。

エコ活動自体は推進すべきなんですがね。

25%は、いくらなんでも目標高過ぎ。

例えば、フラット3000メートルも走ったことのない素人に
いきなり登坂42.195キロを完走しろといってるようなもんで、
急にそんなことやっても、途中で息切れして頓挫するか、
それで済めばまだ良くて、下手打てば心臓発作とか起こして
取り返しのつかないことになるかもしれない。

それにしても、京都議定書の目標(6%)すら危ういのに、
どうやったらその先に25%削減なんて数字に飛躍できるのか。

ちなみに、経産省の試算によると、
現在の麻生政権が掲げている15%という削減目標を
向こう20年で実現するとした場合、
日本の各世帯に強いられる負担は500万円程度らしい。
(参考 → 日経 Ecolomy 環境ニュース

仮に、25%という数字を実現するとしたら
もっと短期間(10年ほど)で500万円くらいの負担になるはず。

これ、かなりキツイよ?

民主政権は、ここぞとばかりにエコ増税(減税ではない!)
をふっかけてくるのは想像に難しくない。

彼らに投票した人、これちゃんと理解してたかどうか。

環境問題への取り組みは大切ですけどね。
それにしてもこの無謀っぷりは、環境問題やエコ云々よりも
政治家としてのメンツの方が優先されてる気がしてならない。

ただの虚栄心じゃなければいいんですがね。


○小沢天下

小沢一郎は、私が最もキライな政治家の一人です。

彼は、昔、自民党の経世会(田中=竹下派)で力をつけて、
オレ様がこのまま自民のトップになるんだぜ!と息巻いてたら
派閥は解体され、挙句に自民党まで追い出されたことを
ずっと根に持ってるオヤジ、というのが私の小沢イメージ。

いつか自民に復讐してやる、ということしか頭になくて、
だから彼はずっと政権交代ばっかりオウム返し。
二大政党とかそんなのじゃなく、ただ権力が欲しいだけ。

福田政権時代、小沢氏が、自民、民主の連立を打診した
という話もあったけど、あれも福田氏が自民のトップなら
政権与党で自分の方が強く出られるという打算があったんじゃないか。

今、政権交代が実現し、さらに民主党内部で
かつての経世会のような勢力ができようとしているのが、
どうにも許せんのです。


○社会主義?

弱者保護は結構。

しかし、だから産業界をいじめて良いという話ではない。

どうも、今は比較的成功している企業に
さらに努力を求めていこうとしている風なんだけど、
要は、成功組のキミらもっと稼げ、その分福祉に回すんだから
みたいな論理を通そうとしてるようなところが気に入らない。

こんなことずっとやってると、誰も働かなくなるよ?

だって、稼げば稼いだだけふんだくられるんだから。
何もしないで落ちぶれていても、国がお金くれるんだから。

弱者を守る政策は、産業界を成長させる政策とセットでないと、
経済はいつまで経っても下降の一途ですよ。


○あと、麻生さん

今回惨敗したのは麻生氏のせい、みたいな雰囲気だけど
全面的に彼のせいじゃないでしょ。

安倍→福田→麻生という短期間の首相交代はいただけないけど、
それは自民党の内部が不安定でグダグダだっただけで、
最後に選ばれた麻生氏だけが悪いわけじゃない。

むしろ、彼は頑張ったと思うけどなぁ。

麻生さんは小泉政権の閣僚でもあったんだけど、
小泉政権は改革路線だったのに対し、
麻生さん自身は根っからの保守派なんですよね。

でも、閣僚である以上は改革を是認しなきゃならない。
そしていざ自らが首相となったら、
政策を一気に彼自身の保守路線に転換したんですよね。

それが党内外に様々な亀裂や波紋を生んだわけだけど。

ただ、もし麻生政権での改革の見直しや、
補正予算による暫定とはいえ救済措置がなければ、
リーマン破綻に始まる大不況を乗り切れたかどうか。

あのまま小泉改革を進めていれば上手くいっただろうか?
民主党ならもっと上手くやれただろうか?

そろそろ、悪いのは誰かのせい、誰が悪いという
子供の犯人探しみたなことをするのはやめませんかね。

何より、そんな議論は不毛ですよ。


○てことで…

やっぱりロボット政治だねッ!

確実に民意を反映!財源計算も、正確、確実!
今後の世界情勢、経済動向もローレンツ方程式で90%予測!
データ管理、情報サービスも漏れ、ミスなく快適処理!
何より議員報酬一切不要!
システム管理者数名のみの人件費で低コスト!

これだけ揃って、なんと9,980万円!(税別)

深夜のお電話はお間違えないように?


※ちょっと訂正というか追記。

上記でCO2削減目標をごっちゃに書いちゃってました。
京都議定書の目標値は1990年比の数字で、
麻生政権が掲げた数字は2005年比の数字でした。
で、今回民主党がいっている数字は1990年比。

あーややこしい!

つまりこうです。

麻生政権の場合 → 1990年比なら-8% = 2005年比なら-15%
鳩山政権の場合 → 1990年比なら-25% = 2005年比なら-30%

これを2020年までに達成しようということですね。

今後はガソリン車に乗れなくなるぞといってるのも、
大げさな話というわけでもなさそうです。

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