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November 24, 2008

信頼

連休になると風邪で寝込むというのは仕様ですか。


いろんなことで社会がネガティブになっていて、
もう何を信じて良いのかわからない
みたいな苦言をよく聞くようになっている昨今。

確かに、年金問題とか、食品偽装とか、
自治体の不正とか、振り込め詐欺とか、
ここのところいろいろ噴出してますが。


そこでふと思ったこと。

実はそれって、
ほとんど今にはじまったことじゃないよね。と。

今までみんなうまーく騙されてたってことで、
それが今になってバレてるってこと。

昔はこんな人間不信な世の中じゃなかったのに
なんていうご老人もいるんだけど、
実はその昔からみんな騙され続けてたわけでね。

それが隠蔽されて表に出てなかったから
一見平和にみえてただけなのかもしれない。

最近の話でいえば、
いろんな大学で大麻が売買されてたって話があったけど、
あれも最近に始まったことなのかどうかアヤシイところ。

実は昔からそういうことはあったんじゃないか。
ただ、バレてなかっただけじゃないか。

とかね。


よくよく考えると、
目の前に(手に入れられる)快楽がぶら下がっていれば、
大体の人間はそれに飛びつこうとするよね。

少なくとも迷う。

役所とかに勤めていて、
そこで管理しているお金を自由にできる権限があれば、
ちょっと着服してやろう、なんて魔が差すかもしれない。
その当人がお金に困っていればなおさらね。

普通に、100人同じ権限を持つ人がいれば
そのうち1人くらいはそういう人は出てくるんじゃないか。


自動車台数と交通事故発生数は比例関係にある、
という話があります。

アタリマエじゃないの?と思うかもしれないけど、
それがどういうことかといえば、
交通事故の発生確率というのはほぼ一定である
ということ。

例えば、交通事故発生率が1%とすれば
100台走れば、うち1台は事故に遭うってこと。
1000台走れば10台、10000台なら100台は事故る。

これは、運転者がどんなに注意していてもそうなる、
集計すれば必ずそういう数字として出てくる、という
確率統計的な話になってくるんですよね。

早い話、車が走れば必ず事故は起こるんです。


何がいいたいかというと。

政治家や役人だって人間だということ。
そしてそういう立場になれば、
自分の欲求を満たす手段が大幅に増える。

その中には不正もありましょう。
むしろ、真っ当なことを地道にやるより
不正に手を出した方が手っ取り早く快楽に浸れる。

人間がそういう状況にあるとき、
どこまで正当な立ち位置に踏みとどまっていられるか。

中にはいるんです。やっちゃえって人が。
必ず出てくる。人間だもん。

多分、これも交通事故と同じ話だと思う。


じゃあその交通事故を減らすにはどうすれば良いか。

運転者にさらなる注意喚起を促すか?
交通規則をもっと厳しくするか?
車の安全性能を向上させるか?

いずれも否。

そんなことをしても、
交通事故発生率は変わらない。

仮に事故発生率1%なら、
100台走れば必ず1台は事故に遭うのです。

一番単純なのは、車を運転するなということ。
走る車の台数を減らせば、当然事故も減ります。

同様に。

役人や政治家をもっと減らせばよろしい。

てか、やっぱり政治は機械にやらせ(ry


実際、人間のやることなすことに対する信頼というのは
最初から幻想ですよ。

相手も自分と同じ人間だとすれば、
もし自分がその相手の立場だったらと考えてみるといい。
果たしてその相手に全幅の信頼を置くことができるか。

何か約束をしたとき、相手がその約束を果たすかどうか、
100%の確証なんてない。

人間の場合、大事なのはその姿勢ですね。

同じ約束を破られた場合でも、
最初からやる気がなかった、或いは騙す意図があった約束なのか、
できるかぎり努力をした末に果たせなかった約束なのか、
これらは(全く同じ結果でも)全く別の評価になる。

人間に対する信頼というのは、
その結果よりも姿勢の方なのかもしれませんね。

あーちなみに。
私自身はどちらの信頼もゼロですヨ。

というより、やれる見込みのない約束は
最初からしないというスタンスですので。(あははっ)


今の政治家や役人はどうなんだろうか。

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Comments

働きアリがいたとして、そのうち何割かが怠けているとする
その怠けアリを除くと全員働きアリか?
直後はそうだけども、しばらくすると何割かは怠けアリになるという実験結果があるらしい
なので悪人は個人個人が悪人だからというより、自然発生的に悪人として変容していくのではないかと思う

Posted by: げん | November 24, 2008 at 03:52 PM

28の法則ですね
アリじゃなくゾウリムシの実験を聞いたことがあります
動作の分類だったか少数派が2割、多数派が8割に分かれる
その多数派だけを避けておくと、やはりその中の2割が少数派の、8割が多数派の動作をするようになるというもの

自然ならそんな割合で少数派が出てくるというものですが、人間なら罪の意識なり罰則による抑圧で低められるでしょう
けど、母数が多くなれば出てきてしまうものなんでしょうね

Posted by: はる | November 24, 2008 at 09:21 PM

> 役人や政治家をもっと減らせばよろしい。
賛同します。
唯一にしちゃうと独裁になっちゃいますけど。

こち亀にもありましたけど、
「お天道様が見てる(から、悪いことはしちゃだめ)」
とか、そういう考えは既に無いのでしょうね…。

Posted by: たいら | November 25, 2008 at 10:17 AM

人間は罪や過ちを犯すものだと分かってるくせに、
何かをするにあたり罪や過ちを犯さないと前提してるんですよね。
車の運転にしろ政治家や役人の仕事にしろ。

人間の罪に対する意識に期待するなら、
もし罪を犯した場合の政治家や役人に対する罰則は、
一般人のものより厳しくても良いのかもしれない。
罪を犯すはずのない人が罪を犯すわけだから。

でなければ、
最初から罪を犯さないと分かっている者に政治をやらせるしか。
(それは人間じゃないわけですが。)

しかし、人がアリやゾウリムシと同じとするなら、
政治家や役人の2割が悪人なり怠け者ってことか。

そりゃそれで深刻ですな。
…いや、案外本当にそうなのかもしれない。

政治家や役人に限らないでしょうけどね。

Posted by: 月影 | November 25, 2008 at 09:27 PM

2割怠けて8割働く、が、自己完結なら良いのですけどね…

Posted by: たいら | November 28, 2008 at 04:30 PM

むしろ、怠けてるのが8割かも。

ふっ、馬鹿な。( ´_ゝ`)

Posted by: 月影 | November 28, 2008 at 11:58 PM

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