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November 21, 2005

責任のありか

いっそのこと、
ITとは全く関係ない業界への転職をしちゃおうかと、
ちょっと本気で思案中の月影です。

こんばんは。

もう、大分この業界も枯れてきたというのに、
その開発ともなると、
こうも現場が悲鳴をあげている状態というのがね。
これはずっとこのままじゃないかと思い始めてたり。

えー…。
これより後は、例年のごとく年末調整的グチですので、
奇特な方でなければお読みにならなくてもよござんす(笑)


要するに、です。

いくら頑張っても、
実際に開発した人って、全然報われないんですよね。
むしろ文句ばかりくるわけです。
システムなんて、ちゃんと動いて当たり前。
動かなければ、それはバグというわけです。

バグが出れば、最終的に責められるのは開発者。

でも、開発者は、
それ相応の報酬を受けているかといえば、
必ずしもそうじゃない…
というか、むしろ虐げられていますから。

責任者とか管理職とか、
そのへんの責任をとるべき立場の人たちは、
何か問題が起こった場合に、
表に出て説明したり謝罪したりなどするのだけど、
それなりの報酬は貰っているわけです。

で、開発者ってのは、
社員のランクとしてはペーペーなわけで、
そんな我々は、自分たちが恥をかきたくないという
管理職やお偉いさんのご都合に合わせて、
低賃金で一生懸命モノづくりしていると。

これは、この業界だけなんですかね?
業界ちうか、うちの会社だけって気もしなくもない。

常々思うんだけど、
どうもこの業界、つまり、システム開発の業界ですね、
この世界でものづくりというのは、
創造的なものが全然ないんですよね。

全然ない、というのも語弊があるけど、
私が言いたいのは、
何かを便利にする、ということよりも、
問題が起こった場合に、その責任は誰にあるのか、
ということが一番重視されるところに、
非常に政治的なものがある気がしてイヤなのです。

私は、開発自体は嫌いじゃない。
ものづくりは、むしろ好きなのですが、
どうもそれに終始できない環境が根付いていて、
常に「オマエのせい」といわれているあたりが、
どうにも溜まりかねてきているのです。

確かに、それを作っているのは私です。
ですがね、それを作り上げるのに
必要な期間とお金を工面するのが、
上役さんのお仕事のはず…。

それが、例えば、私の見積もりだと、
見えている仕様だけでつくるのは3ヶ月はかかる、というものでも、
ならば1ヶ月で、と押し付けられるわけです。

多くの場合、真面目にやったら1年はかかる仕事を、
半年以内でやらされるわけですがね。
そんなことやってて、良いものができるわけがないのです。

近年、いろんなところでシステムの問題が起こってます。
ちょっと前に、みずほ銀行のシステムトラブルとかありましたね。
最近だと、東証のシステムダウンなど。
ああいうあたりの開発現場は、それこそ修羅場でしょう。
で、きっと、システム云々よりも、
誰が悪い、お前が悪い論争が巻き起こってるんだろうなぁと。

そして、結局、
ちゃんとしたつくりにしなかった開発者が悪い!ということになって、
人知れず泣くのが、
一番下っ端の、それをつくった人たちなのでしょう。

ムリな圧縮スケジュールで色々対応させられて、
それでトラブル出るのは当然じゃないか。
…ということに、何でみんな気づかないのかな。

気づかない、というか、
トラブルが出る前は、短期間で出来上がった方が理想で、
その方がお客さんにも喜ばれるから、
はいはいお客様の為ならばと受けてしまう阿呆がいるっちうことですな。

ここまで読んでくださった方、
こんなグチにお付き合いありがとうございました。m(_ _)m

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