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September 11, 2004

がんばれお医者さん

ニュース23で、地方病院は大変だという特集をしていました。
何が大変かというと、医者不足。
何でも、お医者さんは都市の病院がお好きらしく、
なかなか地方へは行きたがらないのだそうで。

医大生のインタビューを聞いてみれば、
地方にいくと自分のプライベートが充実しなくなるとか、
地方の医者は将来が見えているとか、
都市の方が環境も良く将来性もある…と。

まぁその通りなのでしょうね。
最近、善意のお医者さんが少なくなってるわけです。

そこで行政がこれを何とかすべきだ、
という話になるんだけど、これって、
行政よりももっと大事なものが抜け落ちてる議論のような気が。

医師というのは、やはりひとつの職業であり
生きていく上での糧なわけだけど、
少なくとも、その人が医師を目指したということは、
病気の人を治療するという目標もあったはずだと思うのですよ。
ただ、稼ぎが良いから医師になってる…のかな?


ところで、
医師自体に課せられている責任というのも、
医療技術が進むにつれて重くなりつつあります。

というのは、医者は患者の病気を治す、というのが仕事で、
治らなかったらその医者が悪い、という話になりがちというか。
ガンでも最近は治せる時代だしね。

近年の日本では(日本に限らないかな)、
人が死ぬのは、多くの場合病院のベッドの上というのが現実。
人が病気になって死ぬというのは、昔はそれは仕方のないことで、
運命のようなものだと受け入れられてきた。
人は生きている以上、いつかは死ぬ。

今は、その死の舞台が病院というケースが多く、
それは人は病気になって死ぬからであって、
生き物である人が死ぬというのは自然現象なはずなんです。
でも、病院で人が死ぬと、とりあえず医者のせいということになる。
人が死ねば、診療が誤っていたのではないか、
治療方法が間違っていたのではないかという話になる。

最近の医療ミスは目に余るけど、
それも、そもそも人は誤る生き物だということを考えれば、
まぁあり得る話だし、理解できなくはないんです。
それがわざとでない限りね。
医療ミスが起こる原因も大体その現場の環境に問題があったりして、
ミスそのものよりも、そちらの背景の方が問題なんですよね。

およそ、医療現場というのは過酷だと聞きます。
実際は、病院の大小や、都市と地方の格差なんかの問題もあって、
特に地方の病院は医者不足で酷いもんだという話。

医療が非難されるのが昨今ですが、
非難されてばっかりでもモチベーションダウンでしょうし。
医者は世の中に必要だし、その仕事は偉大なものです。本来ね。

とりあえず、お医者さん、がんばってください。

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