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June 20, 2003

正しい日本語

どうも新しい上司は、私と馬が合わない。

というのは、
異端を嫌い、右に習えの標準追求型の人間で、
しかも、自分の部下も、自分のやる仕事も、
全てスタンダードであるべきだ、
という具合に固執してしまっているのである。
こういうのをステロタイプというのだろうなぁ…。

まぁ、そんなことはどうでも良い。

筑紫さんが、
文化庁(だったかな)の国語の調査に触れて、
年々、若者中心の言葉使いをみていると、
日本語が乱れてきているのではなく、
日本語が消えつつあるのではないかと思う…
と懸念していた。

ら抜き言葉にとどまらず、
敬語が正しく使えない、
語尾をぼかすクセがついている、
省略が進む、
そもそも用法が間違っている、
…などがエスカレートして、
そちらの方が生きてきてしまっている、と。
本来の正しい日本語が廃れつつある、ということらしい。

言葉は文化の中心である。

使われなくなった言葉は死語になり、
代わってよく使われる言葉の方が標準になってくる。
「超~」とか、「~的」とか、
最初はギャグやネタとして使われていたような言葉が、
今ではあまりに普及して違和感がなくなっている。
確かに問題ですな。

舞台や演劇の脚本家などが、
そこで使う言葉をどうするか困っているのだそうだ。
正しい本来の日本語を使うと、
観客が理解できないことがあるからだという。
流行を行く大衆には、
そのような言葉が古く難しい言葉のように感じられると。

「やまのかみ」は「山の神様」のことだと思われている…

恒例の多事争論の締めでこういっていたが、
私には、そもそも「やまのかみ」ということ自体が分からず。
なので、ちょっと調べてみた。

どうも、妻(奥さん)のことを指す言葉のようで。
世間で「かみさん」といわれてる、あの「かみ」。
もとは、江戸時代の武士階級の人の配偶者のことが
「おく」と呼ばれていたようで、
自分の妻を「おく」と呼ぶのは恐れ多いということで、
当時の人々が
「ういのおくやまけふこえて」
という“いろは歌”から、
「おく」は「やま」のすぐ上にあるから
「やまのかみ」となったのだそうだ。

そんなの知りませんて。
その語源なども理解しているべきなんですかね。
まぁそこまではいかずとも、
普段から言葉を正しい意味で使うことは大切だとは思うけどね。

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June 19, 2003

持ち主と共に

ぼーっと深夜のNHKを見ていたら、
時計職人の特集のようなものをやっていた。
何気なく見ていたんだけど、
その中で、スイスの時計職人の一人が、
「手巻き時計は、持ち主と共に生きているのだ」
といっていた。
そう、手巻き時計は、
持ち主が竜頭を巻いてやらないと止まってしまう。
持ち主がいて初めて動くことが出来る。
放っといても勝手に動くクォーツ時計とは違うのである。

当たり前のことなのだけど、
これが妙に感慨のある言葉のように思えた。
実際、私は手巻き時計を使っている。
というのが、知る人ぞ知る「ドラッチ」なのだが。
その初代の手巻き式のタイプのやつである。

私はよく巻くのを忘れて、
この時計はしょっちゅう止まっている。
時間は専ら携帯電話で確認しているのだが、
それでもこの時計には愛着があって、
アクセサリのように腕につけている。
たまに腕に目をやると、
ドラえもんの鈴がコチコチと動いていて、
それだけでなんとなく和むというか…。

私も普段は無神経だから、
その時計をあちこちにぶつけたりして、
結構傷だらけだったりするんだけど、
それでもけなげに動いている。
せめて、ちゃんと巻いてやらないとな。
スイスの時計職人が作ったような大そうなモノではないが、
やはり持った人が愛着を持って使えば、
そんな時計でも命が吹き込まれるような気がする。

まさに、持ち主と共に生きているのである。

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June 18, 2003

エラ~イ先生がいるんだよ

新人教育実施中。
ケンブリッジだと構えてたんだけど、
全然フツウの人で、
拍子抜けというか、ホッとしたというか。

新歓の飲み会で、
試しにその子にルーカス記念講座教授の名前を聞いてみた。
しかし反応は薄く、あまりよく分からない様子。
車椅子の天才として有名なんだよ、といったら、
ようやく「あ~!」てな感じだった。
分野が違うと、
その道の有名人が近くにいても分からないものなのかな。
まぁ、音楽と物理学だから、
全く違う世界といえば違うわな(笑)
確かに、
自分の大学にエラ~イ音楽の先生がいるんだ、
といわれても、
私にはピンとこなかったかも…。

先日、気づいたら、
免許の有効期限が切れていた。
今年の誕生日が有効期限とあり、
やべ~っと思ったら、
どうやら道路交通法が改正されたらしく、
誕生日の前後1ヶ月が更新期間になっていた。

ラッキー。

てことで、昨日会社をサボって、
免許試験場へ行ってきた。
すると、5年間無事故無違反だったらしく、
優良運転者になってしまった。
ううむ、これは車に乗らなくなったということだろうか。
ゴールドって、大体ペーパーだもんな。
まぁ、そこそこ運転しててゴールドというのは、
やはり私は模範運転者ということで(と思っておく)。

ていうか、
危うく免許失効しかけてたんだけど。
数奇な起死回生ってやつで…(笑)

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June 11, 2003

カセイギ

サッカーなぞ見ていたんだけど、
見事に負けということで。
まぁ、あれは勝ち負けではなく、
アルゼンチンのスーパープレイを見るが為の試合、
という位置付けでもあったわけで(笑)
でも、見てて、唸るようなプレイは、
あんましなかったような…

電車で、
地球儀のようなものを持った人を見かけた。
今時、地球儀を買う人もいるんだな。
今時ってこともないか。
地球儀が売れる、ということ自体に、
何か特異なものを感じてしまう。
別に特別でもないんだけど。
実際、うちの実家にもあるしね。

ただ、よぉくそれを見ると、
どうも何か様子が違った。
ちと赤っぽい球体の絵が…

むむ、火星?火星儀!?

そんなもんが売られてるのか。
ちとマジマジとそれを見つめてしまう。
そういえば、
今年は世紀の火星大接近の年。
その影響で、こんなもん売り出したのか。
というか、前からあったのかしら。
火星儀。
そんなもの、見たことも聞いたことないよな。
天球儀ならあったけどね。

しかし、それを部屋に飾って、
果たしてそれが火星だと分かる人がどれだけいるか。

「なんだ、あの赤茶けた地球儀は」

とか言われそ(笑)

確かに、火星の地理というのも興味はありますが。
オリンポス山はどのへんだとか。

そういえば、火星に生命が存在するという可能性は、
まだ消えてなかったんだっけな…

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June 04, 2003

さらば、ひまわり

先月22日で、
毎日、日本の雲の写真を送ってくれていた
気象衛星「ひまわり5号」が、
その役割を終えた。

ひまわり5号は1995年に打ち上げられた。
もともと、設計寿命は2000年3月までだったらしく、
既にそれを3年も超えて、
計8年も動きつづけたことになる。

ご苦労様でした、というしか。

本当は、その後継に
MTSATという人工衛星が上がるはずだったのだが、
まぁ周知のとおり、
H-2ロケットの不振で思うように上がらなかったと。
しかも、
今年夏に上げる予定だったMTSATに不具合が見つかって、
それの打ち上げも延期。

で、今現在の雲の写真を送ってくれているのは、
アメリカの「ゴーズ9号」という衛星。
愛称を「パシフィックゴーズ」というらしい。

その起動を若干日本よりに修正してもらって、
日本上空の写真も撮影できるようにしてもらったと。
これは、一時的な救援措置のようだけど。
ただ、このゴーズ9号もかなりのご年配で、
実は、ひまわり5号よりも古いとか。

でですよ、
やはり寂しい話だと思うのです。
まぁ、私も結局外野なので
好き勝手文句いってるわけだけど、
中国も有人宇宙船を打ち上げようといってる傍で、
日本が自力で気象衛星も打ち上げられない、
ということ。
で、アメリカさんの情けを受けて、
かろうじて天気予報を続けられる現状。

実際の現場には、
いろいろ事情もあるんでしょうけど。

予算ケチられたのかなぁ。
工数が足りねー、とか、
残業してもタダ働き、とか、
どこぞの会社みたいなことを言ってるんじゃないだろうな~。

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June 03, 2003

よる年

土曜の朝、やかましくインターホンが鳴る。
さらにけたたましくドアをノック。
「宅急便で~す」
それにたたき起こされた私は少々ムカっときて、
知らね、て感じで無視してみる。
いや、宅急便を無視するこたないだろうにね。
そのときの私は少々低血圧であった。
後で不在票を見ると、「花」とあった。

花?

差出人は実家の母から。
う、そうだ、また私も年をとったと。
しかし、花かよ。

でも、実際受け取ってみたら、
それは何とかいう観葉植物だった。
その後、母から電話が入り、
「空気清浄機、届いた?」
とな。
空気清浄機かよ、これ。

まぁ、花よりは長生きしてくれそうで。
折角だし、
育ててみるかな…。

添付されていた簡単な育て方っぽい紙には、
「土は多少渇き気味に」云々…
なるほど、ズボラな私でも世話できると。

しかしな、置き場所に困る。
とりあえず、玄関口に置いておくとしよう。
たまには日の光も見せないと拙いかしら。

ところで、新人が配属になった。
私の隣の席にも一人座ったので、
なぜか私が面倒をみているのだが、
聞けば、その人、ケンブリッジ大学出身!
しかも音楽科!?
ぅおい。
こんな会社来てる場合じゃないだろう。

でも、やる気だけはヒシヒシと。
適当にVBAやらせてみたら、
プログラムも面白い、とのたまふ。
ホントかよ。

こういう姿を見て、
ああ、自分は枯れかかっているなと感じる。
というか、私が新人の頃だって、
こんな凛々とした情熱はなかったってば。
多少のやる気と期待はあったものの…

やはり、私は年をとっているのだなぁ。
実際。

とりあえず、帰って、
あの観葉植物でも世話してよう…

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June 01, 2003

時代

任天堂が、今年9月で、
ファミコンとスーパーファミコンの生産を打ち切るそうで。
というか、まだ生産されていたのか、と、逆に思ったり。
ただ、こうして改めて「打ち切り」と聞かされると、
もうその時代も終わるんだな、と、
しみじみ思ったりもする。

ファミコンは、
今の家庭用ゲーム機の普及の皮切りになったもので、
あの頃の世間の学校や親たちから、
随分と厄介モノ扱いされていたな~と。
ゲームばっかりやってないで勉強しなさい、
というセリフが定番になってしまったのは、
ファミコンのせいだろう。
しかし、今はもう家庭用ゲームなんてのは
一つの文化みたいになっている。
その火種になったのは、
間違いなく「ファミコン」でしょう。
ファミコンが世間に対して与えた影響というのは、
良かれ悪しかれ大きかったと。

うちのファミコンは、まだ動くだろうか。
実家でホコリをかぶっているはずだが…。
スーパーファミコンは、
そういえば友人に貸したままになっている。
なくなるとなると、
ちょっとやってみたくもなったりする…。

しかし、もうファミコンも過去のものになるのね。

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